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凪都の部屋


[102] 道端の花
詩人:凪都 [投票][編集]



花が咲いていた



朝露に濡れて揺れる綺麗な白を

一声【キレイね】で
彼女はハサミで切り落とし

本日も部屋の花瓶に生けている




花は泣いてるって妄想と
花は喜んでるって空想の
キチガイ達の討論

解答はここにはなく




目覚めの悪い甘い珈琲片手に

そして私は
【花】のある風景に首を傾げて見る





2007/07/15 (Sun)

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