詩人:行人 | [投票][編集] |
こぼれた安物の優しさのを拾った
気持ちの丘を半分登ったところで
顔をあげたら君がいて半分あげるって笑った
サーチライトの光には太陽もぼやけて
泣き顔隠した僕がカーテンの向こうに
光を恐れた君は優しさを胸に
歩き続けた街からたどり着くからくりの幻
ぜんまいまかれた君が止まる間際に落とした雫
それ見てたら悲しくなるよ
影はなくしたまんまでさ
真昼の夢
まどろんだ樹海が時を逆上る魚
意味なんてありゃしない
正夢と気付くのも悪くはない?
ただ…耳鳴りは止まる気配がない
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