詩人:涙の行く先 | [投票][編集] |
誰もが孤独に立ち向かう
誰かに縋る武器は幻
一時の欠片
木陰の休息
名もなき闘いに身を委ね
誰もが人知れず闘っている
その闘いの行く末は
誰にも語られることなく
明日また…誰もが
名もなき闘いに身を投じる
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夜景
街並
まるでテトリスのようだ
空からいつか塊が降ってきて
消え去り
地平線が見えるだろうか?
地平線が見えた時
人はこの世界にいられるだろうか?
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生は不完全な世界
死は完全な世界
約束された未来に
生は約束されず
死は約束される
生を恐れず
死を恐れる
約束された死を受けいれるため
どう生を受け入れたか恐れろ
不完全な生を恐れなければ
完全な死は巨大な恐怖の渦
眼差し向け約束された地に向かう
不完全な生に未来はないと受け入れ
刹那を受け入れる
それが約束された未来に繋がるならば
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立ち止まる前に
一歩踏み出す
見上げる前に
二歩踏み出す
万歳する前に
三歩踏み出す
立ち止まった世界から一歩
見上げた世界から二歩
万歳した世界から三歩
進めば景色はちょっとだけ変わった
ちょっとだけ世界の見方が変わったなら
道は開けるんじゃないか
もし行き止まりで
立ち止まることしかできないなら
しゃがんでみて見方を変えたなら
道は開けるんじゃないか
道は開けるんじゃないか
景色は動けば変わる
世界は動けば変わる