詩人:ジャガー | [投票][編集] |
守れなかったもの
守り通したもの
続かない全部
鳴り止まない音
いつ終わればいいんだこのもどかしさは
愛 理想 思想 主義
勢い 恐怖 アドレナリン
テレビをつければ
バラエティを見ました
ペンを持ってみれば
落書きしてみました
料理をして食べて
満腹の後の一服
夜眠って起きれば朝でした
用意はいいですか
どうでもいい事
大事にしたい事
うるさい奴等
恐ろしい眼
一体なにが正しいんだこの造られた世界で
金 同情 便乗 距離
主張 象徴 ロックンロール
いつからかみんな
狂い始める
なにが苦しいのか
なにか忘れてる
自我とのズレ
プライドの緊張
なにがわからないか
わからないからわからない
溢れ出した感情
言葉にならず
愛し合った人
止まない雨
金の亡者
毒の洗濯者
悪いのは誰だ
鳴り止まない音
何処へ行けばいいんだこの限り無い道を
価値 夢中 宇宙 声
正義 政治 アイデンティティ
いつ終わればいいんだこのもどかしさは
愛 理想 思想 主義
勢い 恐怖 アドレナリン
一体なにが正しいんだこの造られた世界で
金 同情 便乗 距離
主張 象徴 ロックンロール
悪いのは誰だ
鳴り止まない音
成り行きに任す
苛立ちの行き先
合言葉は
ざまあ見ろ
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いつが始まりで
いつが終わりなんだろう
そう、永い夢
関係無い出来事では
何も生まれはしない
薄い青空の下
蒸し暑かった夏に
僕はこうやって
曲を書いたはずさ
君は誰を想って生きている?
多分僕は全く
関係無いだろうけど
きっと影響してる
波紋みたいに
今思えば
馬鹿馬鹿しいね
可哀相に見える?
むしろ情けないか
こんなヤツでごめん
そういえば今日
また君の夢を見たんだ
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渡り歩き思い知った
いくつもの現実
ふざけたように
見せかけながら
いつも本気で打ちのめされた
塗りつぶせない程の
薄い薄い絵の具で
とりあえず上書きしてみよう
誰かに届ける歌と
夜明けのキャンバス
考える程すれ違う矛盾を
今もう一度信じてみよう
今 確かに
鼓動が鳴った
矛盾がまた生まれた
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期待と不安と思い出が
頭の中でごっちゃになって
どれくらいぶりだろう
こんなに長い夜は
投げやりな言葉なんか
君には失礼で
自由なはずのウタでさえ
足取りを忍ばせている
慣れないもんだね
想う度生まれるみたいだ
もう自由じゃあないんだね
時代が変わるだなんだので
騒がしい世界の内側で
待遠しいのは
君の感触
触れてみれば
きっとわかるさ
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忘れてたわけじゃないし
別に今さらでも無い
そうもともと僕らは
ずっと同じだったはず
それになんだか
久しぶりとも違うね
激しく壊れそうな
殺気にも似た感触が
確かに生きている
君を求めてる
日付をめくるたび痛い
もうすぐまたさよなら
今度会う時も
同じように君で
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目を覚ましたら
やはりここは薄暗いまま
あの時と同じで
景色は深碧
どれだけ解ればいいだろう?
相変わらずしっくり来ない
選んだのは誰だっけ
なんて責任逃れしたりして
また悩む季節がやってきた
また夏が終わり
そろそろもう一眠り
どんな夢が見れるかな
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まるで勝ち目なんて無い
駆け引きも嘘さえも無い
ただ「囚われてる」ってだけの
無機質な真実の中
狭く重苦しい空気の中
逆転の無実を祈る
君の全てを欲しがって
肩を強く抱き締めたって
どうしたってどうしようも無い
君は君の意思で
君の世界を歩いてる
こんな壮大なドラマの中で
僕はどう映っているかな?
なんという事だろう
始まってしまったんだね
こんなに胸が痛い
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夏は終わったかな
涼しい風に流されて
まぶしくて痛いね
朝は僕らをまた
あっけなく引き剥がしたね
強がりくらい
立派に言えるように
大人になれたはずなのに
こんな感情がやっぱ
頭と胸らへんのどっか
血液みたいに行き交ってる
「愛してる」って
こんな小さな言葉だけじゃなくて
もっと伝えたいのに
悪気無く遊ばれてるみたい
空へ飛びたかった昔みたいに
溢れて滲んでくばかりで
君色に染まっていく
生き場の無い"痛み"はどうしよう?
少なくとも今僕にとって
行き先の選択を迫る
衝動なんだよ
こんなに弱いくせに
会いに行きたい
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いっそ感情のまま
隣で甘えてて欲しい
誰の目にも触れないまま
"二人の事"だけを突き詰めていきたい
君に近付きたい
あの月には届くかな
羽は用意したかい?
流れ星が消えないうちに
願いを言えたかい?
いつか死んで終わってしまうのが怖くて
永遠か死か、もしくは愛が終わらないうちに
生まれ変わってお互いを見つける方法を探したりして
まぁなんていうか人間なんかなかなか
知りたい事全然知れないくせに
概念だけ勝手に作ってほったらかして
本気で愛してるロマンチスト達は
どうやって解決すればいい?
いつも迷子のまま
いっそ感情のまま
隣で甘えてて欲しい
誰の目にも触れないまま
"二人の事"だけを突き詰めていきたい
君に近付きたい
なんだろうまるで道化師みたいに
造り物の夢物語案内人
ピーターパンに騙された僕たちは
愛した人をどうすればいい?
連れていけるかな
いっそ感情のまま
隣で甘えてて欲しい
誰の目にも触れないまま
"二人の事"だけを突き詰めていきたい
君に近付きたい
君に触れたい
宇宙と君と僕
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あの頃の僕は
どうでもいい周りの雑音に
踊らされ惑わされ
それでも憧れた自分へ
揺れながら走ってました
愛してしまった人がいて
感情は歌となって
弱い私を大きく強く
育んでくれました
花咲いた頃
彼女は側にはいませんでした
想えば想う程僕の歌は
大きくなり次第に雨のように
ザアザアとあたりを
包んでしまいました
雨が止む頃
望んでた虹は違った物でした
あまりにも遠く
憧れる事しかできませんでした
この夏
愛してしまった人がいて
僕は久しぶりに
古びたギターを鳴らして
数年前と同じ気持ちを
少し大人びた言葉で
重ねました
僕の人生で唯一
愛してしまった人がいて
その人は多分
一見違うようで
僕と一緒なんだろうと
そう思うのです