詩人:ジャガー | [投票][編集] |
想うままに愛せたなら
どれほど幸せだろう?
僕だけのための歌などと
思い上がりもいいところで…
吹き尽くす事も無いような
強過ぎる風みたいだ
眼も言葉も心さえも
上手く扱えないでいる
見事 裏切られたものさ
"自分らしさ"ってやつにね
何度 振り切ってみても
君が見えたままさ
「愛なんかが僕を変えてなどいけない」と
タカをくくっては
いつも口ずさんだ
このメロディ
絶えず愛しさを
そっと胸に抱いて
どこまでも連れて
歩いていた
笑い飛ばしたものは
拾いに行けばもう無くて
黙り込む僕を朝は
容赦無く夢から放り出した
見事 ハマったみたいさ
"自分らしさ"ってやつにね
何度 振り返ってみても
僕が見えないままさ
もどかしいね、「きっと会えない」と
うつつをぬかして
そう、また口ずさむ
このメロディ
迷い込んでる
行き場が無いさ
いつも求めていたから
「愛なんかが僕を変えてなどいけない」と
タカをくくっては
いつも口ずさんだ
このメロディ
「ひどく愛しい」と
声にならないで
想いを寄せて
歩いていた
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苦み 煙 うねる
タバコの味
歪み 血液 うなる
空想の音
尖らし 暮れる
幻…? …夢?
誤魔化し 揺れる
幻…? …夢?
痛み 嫌悪 埋まる
灰皿の中
怒り 気概 うなる
空想の音
尖らし 暮れる
幻…? …夢?
誤魔化し 揺れる
幻…? …夢?
踊る
此処だけの部屋の中の
此処だけの話
落ちる
此処だけの部屋の中の
此処だけの俺が
「あっ…。」
苦み 煙 うねる
タバコの味
歪み 血液 うなる
空想の音
痛み 嫌悪 埋まる
灰皿の中
怒り 気概 うなる
空想の音
「あっ…。」
回る
此処だけの部屋の
此処だけの脳
混ざる
此処だけの部屋の
此処だけの俺が
踊る
(夢…? 幻…?)
此処だけの部屋の中の
(夢…? 幻…?)
此処だけの話
(夢…? 幻…?)
落ちる
苦み 煙 うねる
(夢…? 幻…?)
此処だけの部屋の
歪み 血液 うなる
(夢…? 幻…?)
此処だけの俺が
痛み 嫌悪 埋まる
(夢…? 幻…?)
此処だけの俺が
怒り 気概 うなる
(夢…? 幻…?)
タバコの味
夢…? 幻…?
空想の音
夢…? 幻…?
灰皿の中
夢…? 幻…?
空想の音
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凍り付いたあの日の雨
景色も止まったまま過ぎてく
周りの雑音消すように
加速してゆく音
何が不満だろう?
こんな安息な日々の中で
誰が泣いているのだろう?
すぐ側で聞こえてるよう
気怠い無機質な空気の外と
区切った窓の内側
誰よりも孤独だと
叫んで消えそうだった
怠惰の日々
凍り付いたあの日の雨
景色も止まったまま過ぎてく
周りの雑音消すように
加速してゆく音
湿気と交わって
太陽が見せた蜃気楼
繰り返し起こる激情に
加速を煽ってる
砕け散ったのは
誰の心だろう?
過去った時間など
仕方がないと
あきらめたらいいのに
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不思議がってたって
仕方がないんだね
君が魅力的過ぎただけの話さ
恋はもうとっくの昔に
愛に変わっていたんだね
僕らが納得したかった事
仕方がないとあきらめる術
どんな理屈を差し込んでも
扉は開かなかった
急激に君に近付き過ぎたら
呼吸も出来ないくらい
空気が熱く燃を帯びてた
枕の上いつも浮かんでた夢を
掘り返せばそこには
理屈などどこにも無く
「君が欲しい」
ただそれだけに囚われていた
何もおかしい事なんかないさ
今 僕は探し続けた
その"鍵"を手にした
閉ざしてた扉が開いた
一瞬胸が熱を帯びて
今
愛が溢れた
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どんなに痛くても
どんなに傷だらけでも
どんなに恨んでも
どんなにつらくても
それはは永久に不滅なのだと
変えられない過去と同じように
激しく揺れながらしかし
静かに確実に決まった
過ちでは無い
ぼくらの生い立ち
あの日々望んでた理解者に
自らが生まれ変わるのだと
蘇生でも無くそれは
決まった事だったと
ぼくの心は反省と愛と
深くうなずいた
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いつもいつもいつも
怒る苛立つ高鳴る
望む望む望めば望む程
ふと立ち止まった時
取り巻く空気に紛れて
消えてく溜め息
およそ労廃物
欲望 欲求
ストレス 苛立ち
"愛しい"と想う事すらも
実はただの白紙のように
ただただ無意味
いつも行き場が無いさ
結局何処へ行っても
受け入れられぬ
認められぬ
そして捨てられないプライド
受け入れぬ
決して認めぬ
それが気概だと
いつもいつもいつも
怒る苛立つ高鳴る
望む望む望めば望む程
自分らしく生きようとする程
ひとりきりなのです
振るっても
やがて溶けて消えて
何も見えない
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遠過ぎた理想は
それを"貫く事"という矛盾に
二度と叶わぬと決められた
考えてみれば
記憶がある時から
僕は歪んだ人間だった
何かを探してるようで
何かから逃げてるようで
苛立ちを催促する記憶憶測
熱くなって加速して
怒り 怒り 怒り 怒り
怒り 怒り 怒り 怒り
深呼吸で科学反応
嫌悪 憤り 加速して
深く 深く 深く 遠く
視界は真っ黒
ぐるぐる回りだした
最近頭痛と目眩が酷いんだ
"知ってはいけない"と
もの凄くそんな気がするのだけど
深く刻まれてる
そして針はまた
動きだす
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息を止めてみたら
苦しくって
たまらずボクは
思いっきり吸い込んだ
鳴る鼓動
早過ぎるリズム
不規則に奏でる
胸に手を当てていたら
気付けば朝になっていて
時間が無いからと焦って
ボクの身体と頭は
日常に急かされて空っぽ
うわあうわあうわあ
やりたい事が出来ない
誰も認めてくれない
愛ってなに?
生きる事がこんなに
辛いなんて
知ってたけど
ボクの身体と頭は
日常に急かされてまた
空っぽ
もうこんな時間
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あいつが夢の中で
あんなテレビに出てて
笑ってた僕の隣の君には
角度的に障害物で
テレビが見えなかった
だから僕はひとりで
笑って喋ってたんだね
好きです
好きです
好きです
愛してる
たったひとり
ただのひとり
一度だって
もう
また
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降る 降る 降る
永い夜に刻まれた
理解と痛みに苦しみながら
それは直結しそうでも
離れていて
意味を成す場所へ
導かれて眠る
「もしかしたらあの部屋は
まだ空き部屋かもしれない」
そんな事も考えながら
過去と未来と今の
時間の狭間に耐え忍ぶ
降る 降る 降る
誰かの悲しい歌が聞こえる
恐ろしい道の上
そのもっと上の
広過ぎる空
始まりの合図は
終わりの合図
一瞬 躊躇した僕の真上に
ただ青暗い空が広がっていた