詩人:ジャガー | [投票][編集] |
何も起こらないまま
日常にぶら下がって
流れ行く人の群れを見ていた
何も起こさぬまま
日常にブラりんこ
止まらない人の群れを見ていた
終わらない物と思ってた灼熱の感情は
噴火を止めて
大きな穴を残して
やけに静かになって
動き続ける歯車から
抜け出したくて
自由が欲しくて
自由は孤独で
孤独は嫌いで
そう
実はもう
何も望んでないのかも
何も起こらないまま
日常にぶら下がって
流れ行く人の群れを見ていた
何も起こさぬまま
日常にブラりんこ
止まらない人の群れを見ていた
何も起こらぬまま
何も起こさぬまま
何も言われぬまま
何も言わぬまま
何も叶わぬまま
何も望まぬまま