詩人:ジャガー | [投票][得票][編集] |
想うままに愛せたなら
どれほど幸せだろう?
僕だけのための歌などと
思い上がりもいいところで…
吹き尽くす事も無いような
強過ぎる風みたいだ
眼も言葉も心さえも
上手く扱えないでいる
見事 裏切られたものさ
"自分らしさ"ってやつにね
何度 振り切ってみても
君が見えたままさ
「愛なんかが僕を変えてなどいけない」と
タカをくくっては
いつも口ずさんだ
このメロディ
絶えず愛しさを
そっと胸に抱いて
どこまでも連れて
歩いていた
笑い飛ばしたものは
拾いに行けばもう無くて
黙り込む僕を朝は
容赦無く夢から放り出した
見事 ハマったみたいさ
"自分らしさ"ってやつにね
何度 振り返ってみても
僕が見えないままさ
もどかしいね、「きっと会えない」と
うつつをぬかして
そう、また口ずさむ
このメロディ
迷い込んでる
行き場が無いさ
いつも求めていたから
「愛なんかが僕を変えてなどいけない」と
タカをくくっては
いつも口ずさんだ
このメロディ
「ひどく愛しい」と
声にならないで
想いを寄せて
歩いていた