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ジャガーの部屋


[298] 犬、キミ
詩人:ジャガー [投票][編集]

確率なんかには
してしまえないけど

いつまでも側に
いてくれてるかな

心当たりはなるべく
気にしないように

上手い具合に感情を
操縦出来たらいいのに



想像してごらんよ

僕らまたすれ違って

そしたらその時は

「もう一度」って本気で願えるだろうか





ねえ耳を貸して

"愛してる"に隠された秘密を

自分でも信じられないくらい

僕は僕じゃなくなって

しまったのかもしれない






そう耐え難い

痛みが胸を突き破って

あの頃はそれでも

欲しいものを

欲しいと言えなかった


僕には許せない

認めてはいけない

トラウマがずっと

そこには在ったから






ねえ耳を貸して

"愛してる"に隠された悲劇

その昔

僕のいない間キミは










 

2010/03/10 (Wed)

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