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ジャガーの部屋


[373] 舞う羽
詩人:ジャガー [投票][編集]


触れる事さえ叶わない

ただ散るばかりの夢


飛べない空を見上げるような

空から僕らを見送るような感覚さ




夜風に包まれた夏も

優しく熱い手首も

幼過ぎた日々も

愛し過ぎた我が儘も

儚いものさ





何度すれ違おうが

わかり合う事捨てても

何度だってやり直した


きっと愛なんか

わからないでいた


ただ強く

抱き締めていたかっただけで


子供の頃の

夢みたいで

空を飛ぶように

不安定だったね





あの頃実は


永遠を信じて始めていた


ねえきっと



君となら


…って

夢を信じ始めていた



 

2011/07/07 (Thu)

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