詩人:ジャガー | [投票][編集] |
新しい日々を歩く
背中合わせの君と僕が
同時に振り替える瞬間が
いつかあればいいな
そしたら笑顔で
手を振って欲しいや
目を開けたそこには
やわらかい朝
眠気を引きずって
ベランダにでるよ
変わらない景色
見下ろす玄関に
君がいる気がしたんだ
遠いようで
近いようで
わりと会えそうで
だけど二度とは
会えないかもしれない
流れる日々の中で
君の事を思い出した時
君が別の誰かに
抱かれてるとしても
僕は記憶を
抱きしめる事しか
できないから…
歩いていいんだよ
離れていいんだよ
ただ僕を思い出した時
二人で笑い合った
思い出をなでて欲しい
夢からさめて
目の前を見たとき
君のいない景色が
君の存在を夢だった
ように思わせて
熱い涙で胸が苦しい
わりと悪くはない
日常にちょっと
トゲが刺さる瞬間にも
時間は流れているから
行くしかないんだね
新しい日々を歩く
背中合わせの君と僕が
同時に振り替える瞬間が
いつかあればいいな
そしたら笑顔で
手を振って欲しいや