並ぶ金網の横歩く街頭がやけに寂しい以外にもやさしい風が疲れた僕の髪を撫でる弱々しく落ちる雨路面を濡らして光る曇りの向こうから星が降っているみたいだやけに虚しくって幸せのすぐそばで両手で空をあおいだそれで笑ったら僕はただ純粋な地球人涙になったら宇宙を越えて行けるどこまでも…せめて同じ朝は来ないでせめて夢を見せていてせめて死ぬ事忘れさせていっそ一人でもいいから以外にもやさしい風が疲れた僕の髪を撫でる
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