詩人:ジャガー | [投票][編集] |
空っぽに創られた
色も無く無機質な
記憶がホラ…胸の中
君が微笑みかけるから…
流れ出た幼い涙は
怒りを忘れ、目を閉じて
意味の無い想いの
わずかな光をあきらめた
どんな苦しみや痛みさえ
記憶は優しすぎて
やわらかく僕を
連れ去ってしまうから
今も歌うんだよ
愛を歌うんだよ
君の事を…
絡まり合った糸を解く仕草に 未来をたどる子供のような わずかな望み温めて 誰も映らない瞳閉じたまま 寒い冬を超えよう 君を想って…
遠く微かに見える
日の当たるあの場所へ
飛んで行こう
ひとり記憶を握り締めて
空っぽに創られた
色も無く無機質な
記憶がホラ…胸の中
君が微笑みかけるから…