詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
無機質で下らなくてうざったい
どこにいるの、なにをしてるの、なにをかんがえてるの
人間の性丸出しの文明の利器
なかったらなかったでさみしいけれど
ホザクのはやめよう
パケットで安心が買えるこの時代に
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僕の知ってるウミは広くて大きくて
潮風が仄かに薫る夏のイメージ
僕の中のウミは黒くて大きくて
すえた臭いを振り撒いているヘドロのイメージ
僕の好きな人はその両方を持っていて
その両方を受け入れた人
君が産まれたら
「うみ」
って名前にしよう
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産まれてきた不幸をいくら嘆いても
ある筈もない救いをいくら求めても
そこから俺の欲しいものなんて
時間以外何も生まれなかった
単純に
人よりいい車乗っていい女抱いて旨いもんくって
クソみたいな夢だと思うか?
かまわねぇ
世の中語る程惚けたつもりはない
せっかく産まれてきたんだ
勝ってやるさ
世の中がクソだってんなら
そいつに乗っかってでも
絶対勝ってやる
喰らい付いてやる
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右から現れた光が左にたどり着く前に消えた
たぶん捕まえようとして手を伸ばしたから
必死で逃げているつもりなのに両足に力が入らない
何から逃げてたのかは忘れたけど
落ちてきた雪に受ける手を差し出すと景色の裏側へ消えた
みたくもない裏側へ
目が覚めたら
そこが現実でも虚構でも
俺はただ
やるべき事をやるだけ
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常識なんて奴ほど曖昧な基準はない
善人なんて奴ほどたちの悪い奴はいない
気がつけば非常識な悪人
無難って言葉
誰か教えてくれれば良かったのに