君じゃないなら

いらない

いつまでもさした傘

くそったれな土砂降りは続くのに

関係ないと笑う君

笑うべきか泣くべきか

僕の口から放たれた

お茶を濁した言葉達

今日は雨の中に投げ入れた

ほら

やっと切れた雨雲が

はりぼての太陽を染み映す

笑うべきか泣くべきか

君は今頃

何を思っているんだろう

明日は笑おう

悩むのは明後日でいい

それだけでまた明日に向かえる気がする

認める事も許されぬのか

若者の成長を

素直に喜べないじじぃなど

そろそろくたばっちまえばいい

くそみたいな日々に

嫌気がさしているのなら

潔くやめちまえ

だけど

だけど

ぼくは言ってしまうんだ

「くたばれくそじじぃ」

自分ほど大切なものはない

自分ほど煩わしいものもない

だって嘘吐きは俺

飽きっぽいのは生まれつき

明日もし死んでも

後悔なんかしたくない

やりたいこと全部やったら

明日もし死んでも

後悔なんかしないのか？

チョコレートの甘さに酔いながら

もう一度生きなおそう

不幸なことに

僕には取り立てていうほどの不幸がない

僕が好きなあのロックスターも

あのギタリストも

影あればこその輝きなのだ

僕の好きなロックは

常に弾圧の元にある

僕の好きなブルースは

いつも戦っている

だから敢えて言おう

僕達は不幸だ


複製ばかりの言葉しか知らない

僕達は不幸だ

それでいいのか？

不幸なままで

もう一度言う

僕達は

不幸だ

誰も知らない場所

良く晴れた空

大好きな歌


そんな日曜日


出来るなら君と

一緒に笑いたい

出来るなら君と

ふたりでいたい

旅に出よう

見てこいよ

お前の知らない隣の国を

旅に出よう

見てこいよ

しったかぶりした明日の涙

僕はロンリートラベラー

もしかしたら

あなたに会えるかも

愛せよ

無能なる隣人を

憎めよ

私の歌を

嘘吐きの末路は

どうせこんなもん