歩いてみたくなりました

あなたの好きな雪が降るから

歩いてみたくなりました

僕を知らない広島の街を

危険

猛毒有

最近平和過ぎて生きてる気がしねぇ

みたいな人だけどうぞ

人の性質が悪なのか

世を生きるために悪にならざるを得ないのか

それは解らない

少なくても私は

世界中の弱い者を救いたいと思ってもいないし

日本人の健丈者以外愛したことも無い

それでも聞かれれば

世界平和を望んでいると応えるし

差別問題について人並みの平等論を説くだろう



吐気がする

己の矛盾と拙さに


私はこの無力感に抗う術を

まだ知らない

つまんねぇ毎日に終止符を

口内炎にすりこむ塩と

痛み止めの注射を頂戴

さよならの合図は

警笛に代わる

マジで？

忘れてた

特別？

そうでもない

感謝？

忘れてたってば

誕生日

明日か

まじで？

仕事じゃん

誰も言ってくれないから

こっそり言おう

HAPPY BAETHDAY TOO ME

あー

しんど

やすっぽくてごめん

僕が歌う唄が

全部君の歌になる

ありきたりでごめん

あなたを失うくらいなら

僕の全ての感覚を

神様

あんたに還すよ

自己満足でごめん

好きだなんて遠回しなこと言わないで

抱き締めてキスしたい

あやまってばっかりで

ごめん

言いたい事なんて山ほどあるけど

僕はまだ

この思い全てを君に伝える言葉を知らない

もうすぐ春だね

君の家の前の桜

今年も咲くだろうか

冠の編みかたを忘れたっていって

悲しそうな顔をする君

大丈夫

君がなりたくないと言った大人は

そんな顔はできないから

捨てられるものなんて

初めからなに一つ持っていなかった

それに気が付いただけ

今更ですが

貴方に完敗

涙が出るほど素敵な夜と

ほどけた拳の柔らかさ

失うものなんて腐るほどあるから

『いっぺん無くした方がいいんじゃない？』

正しい事が強いというならば

『正しい事なんて誰でも言えるでしょ？』

もう

なんにもいらない

この涙さえ

今は

うざったい

月曜の朝に雨がふろうが

日曜のアタシには関係ないの

素敵な嘘もくだらない現実も

見分けがつくほど器用じゃないの

ねぇきいて？

あなたの好きな歌

こんなに上手に歌えるわ

ねぇきいて？

あなたがいつも間違えるところ

アタシにもうつったの

バスタブの隅から跳ね返ってくるアタシの声は

汚れてしまった天使の歌声みたいだけど

ほら？

アナタの残した素敵な嘘が

このバスルームに響きわたるわ

だって今日は

日曜だもの

月曜の朝に雨がふろうが

日曜のアタシには関係ないの

日曜のアタシは
泣かないの