別に俺は

あなたのアッサァい歴史や男論を

聞きたいわけじゃぁないんだ

どうやったらそこまで人間が曲がるのか

少し興味があっだけ

僕が今見ているものは

僕にとってのみ正しい

カモナク

フカモナク

マタ

ドクモナイ

ソウイウモノニ

ワタシハナリタイ

堕落と快感

紙一重の裏の味

普遍的で無い事は百も承知

だからなんだと言うんだ？

自己満足の何が悪い？

そこら辺にゴロゴロしてるじゃないか？

欺瞞に満ちた傲慢な言葉は許されると言うのに

内向的なファシズムは赦されると言うのに

少しズレてしまっただけじゃないか？

普遍性なんて

ほんとは誰も持っていないんだろう？

すべてを抽象化して一限管理か？

まるで俺の詩みたいだな。

ここまで来て

いつも思考が止まる。

だって気付いてしまうんだもの

一体俺は

誰に許しを乞うているんだろう？

誰に言い訳しているんだろう？

知っているけど認めたくない

それは

十六の俺

生や死に意味なんて無い

だって莫大な科学反応の結果だから


愛や憎しみがある事に意味なんて無い

それは不快感や快感の積み重ねによる錯覚


争いが絶えない事を嘆く必要はない

僕たちは誰も殺さない


永遠が無いなんて、それ自体ナンセンス

だって端からそれは幻想


教えてあげる

神様なんていやしない

君が頼るのはそんなものじゃない

僕だけでいい

ほら？

神様なんかより

ずっと優しいだろ？

腐っても俺。

別に意識しているわけじゃない。

むしろ、嫌気さえさしている。

だけどまだ、

腐っても俺

垂れ流される言葉に乗せて

くそ下らないメッセージ

メリハリのないリズムに乗せて

くそつまらないＰＲ

低刺激弱酸性

甘さ控え目カロリーオフ

くそったれな謳い文句にゃもう飽きた

まだ聞こえないのか？この声が

ニセモノはいらない

デタラメは聞きたくない

聞かせてくれよ？

本気の言葉

最近確信に変わりつつある持論

この世には偽善者と悪人しかいない

悪人が言うのもなんだが

偽善者程たちの悪いものはない

なんせ「悪意はない」のだから

それ程の悪はこの世に二つと存在しないだろう

月明りに浮かぶあなたの肌にキスをする

絡み付いた粘膜は

乾いて肌を刺激する

感情の波は熱を伴い

やがてくる朝を憎むように燃え上がる

刹那的なキスをして

冷静に夜を堪能した

確実に忍び寄る朝

私の中のキチガイじみたジレンマが

冷めかけた愛欲をもう一度燃せという

冷めかけた魂をもう一度燃せという

ほらごらん？朝日だよ

黄色く澱んだ太陽は

冷たく激情の終わりを告げた

今は確かに「果て」だけれども

二、三年前はやっぱりそこも「果て」で

それは要するに過去ばっかり見てたって事で

そんなに簡単に何かを悟る程賢いか？お前、つうことで

今は確かに過去ばっかり見てどうしようもない俺だけれども

まぁまだこっから先しばらくは、

愛想つかさず見ていてね？

今は確かになんにも無い俺だけれども…