詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
赤の広場の鐘が鳴る
チャップリンの大行進
「選挙に行こう」
「そうしよう」
「投票しよう」
「そうしよう」
目が覚めたら泣いていた?
いつものことだ?
世界の中心は俺だ。
ふざけんな。
「相談しよう」
「そうしよう」
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俺は俺だ
他人とは違う
とかいいながら
それをわざわざ詩にしちゃったら
びびってんのバレバレ
怖いのは判るけど
あんたロックスターじゃないんだから一人で思ってりゃいいの
転がる石のように
知られぬと言う事は
存在しない事と同義だと言うのなら
それならそれでいい
駄目なら黙ってやりゃぁいい
やりますよ?
って言わなきゃできねぇ臆病もんは
やったってできやしねぇから
俺はこえぇから
こっから見て笑ってるよ
自分が臆病である事にも気がつかなかった
若者だった一人として
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日本人特有の幼稚さに身を任せ
断片に感化されて世界を語る
個人的な憤慨を不満にすり替えて吐きだす
普遍的であるように見せかけるために
言葉を駆使して足下を狙う
限り無く愚かな人々
そう定義づける己が最も愚かだと言う事に
最近気がついた
救いようのない私
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私には無いものがあります
お金
時間
知識
カリスマ性
そのどれをとっても
一朝一夕で手に入れられるものではないのです
それらを力と呼ぶのなら
私は無力でしょう
でも無力だからこそ慾がある
煩悩といわれても構いません
煩悩があるからこそ私は成長できるのだから
慾が尽きた時
それは私の死を意味するのでしょう
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一体何から隠れているの?
誰もお前を探してなどいないのに
一体何から隠れているの?
ほんとは見つけて欲しいくせに
薄っぺらな言葉を並べて凡てを悟ったような顔をして
そこにいればいい
いつまでも
そのままで
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夢を見るにはお金が足りない
現実を語るには夢が足りない
上手に笑うには君が足りない
いつか俺も
家じゃ笑わなくなるんだろうか?
明日へ行くには
昔が足りない
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空高く
曇り一つなく晴れ渡ったそんな日
透明な鈍器に撃ちひしがれて揺れる世界は
まだここに生まれた悪意を知らぬ
誰かの意思によって作られた時間を
何の疑問も持たずに横行する事が
幸だというのなら
これほどまでに屈辱的な生などあるものか
壊れてしまえ
跡形もなく
こんな世界など