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しゅんすけの部屋


[156] 恋とは
詩人:しゅんすけ [投票][編集]

恋とは

狂おしい程に身を焦がし

この心を縛りつけ

あるはずもない妄想に

嫉妬する

貴方の足の爪のさきから

廿楽に乱れた髪の毛の

その細い一本まで

身悶えするほど愛しく

明日など

いや一分先すらも

貴方の前では色褪せてしまう

貴方に注いだ心血は

もうこの世の全てより重く

ここに化け物を作り出す

美しくなどないさ

唾液にまみれた

このおぞましい思いを

貴方はかわいいという

それだけで

それだけで

それだけで僕は

まさに天にも昇るほど

心地よくなれるのだ

それがきっと

恋なのだ

2005/05/17 (Tue)

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