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しゅんすけの部屋


[201] 不眠症
詩人:しゅんすけ [投票][編集]

どんなにキスを重ねても

どんなに体を重ねても

どんなに夢を重ねても

秒針が一分に一回しか動かない時も来るわけで

長い夜は

きっと僕らを試しているんだ

いつか

二人のうちかたっぽがいなくなった時

もう一人が受けた愛を忘れずに居られるかどうか

だって忘れなければ

それはちゃんと誰かに伝えることが出来るから

そう

たぶん

この長い夜は

いつか来るその日の為の練習なんだ

2006/01/04 (Wed)

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