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しゅんすけの部屋


[293] 独り言
詩人:しゅんすけ [投票][編集]

彼女が手首を切る直前

一瞬躊躇った時

それが愛だよって教えてあげられれば

今日は違ったのかもしれない

彼が溜め込んだ薬の袋を

急いで隠した時

恐いのは俺も同じだよって言ってあげられれば

今日は違ったのかもしれない


赦しなんて何にもない

ただ今日が現実に訪れて

彼等はいない

それでも俺は生きている

愛そう

全てを

一つの命を

今日僕にある全てを

2007/02/26 (Mon)

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