槍が降るこの大地酒池肉林の最前線で誰かが植えた露地栽培のすいかをただ一人涙を堪えて守るあなたの肩を僕はそっと守りたかったでもきっとどんなに辛くてもどんなに傷ついても諦めないあなたは僕の幻想でしかないもう大人になった君はすいかを抱えて笑う事もないそれは少し寂しいけれど君がいつかまた思い出した時は遠い月を見ながらすいかの話をしようあの日の笑顔と共に
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