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しゅんすけの部屋


[457] 瘡蓋
詩人:しゅんすけ [投票][得票][編集]

二日前指を切った

厚さ0.5ミリのステンレスの板の

優しさを忘れてしまったソリッドな角で

それでも

皮一枚切れた程度なのはきっと

無神論者の俺への超常的な当て付けに違いない

何かにつけて走る痛みと驚きに苛立っていただけなのか

長雨のせいで鬱々とした気分だっただけなのか

夕刻から泣きわめく牛蛙どもがファックファックといっているようにしか聞こえない

こんな日は心のそこから感謝するよ

日本が銃社会じゃなかったことに

2014/09/04 (Thu)

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