詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
彼女はいつも小さな声で語る
彼はいつもそれを煩わしく思う
ある時彼は別れを伝えた
彼女はそれを拒んだ
妻子待つ家に帰る
彼女はそれを拒んだ
本当はただ飽きただけ
彼女はそれを拒んだ
最初から決まっていた
彼女はそれを拒んだ
そして口を閉ざした
彼女はそれを拒んだ
彼女はそれを拒んだ
彼女はそれを拒んだ
彼女はそれを拒んだ
仕事も生活もうまくいかなかった
男が非日常に揺らぐ事は知っている
腰かける人間椅子には丁度いい
涙を見せるために呼びつけた
彼は守りたかった
男一人をコントロールすることなんて
彼は守りたかった
ワタシはヒガイシャ
彼は守りたかった
彼は守りたかった
彼は守りたかった
彼は守りたかった
彼は守りたかった
彼女はそれを拒んだ
彼はいつも煩わしく思う
彼女はいつもそれを小さな声で語る