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たかの部屋


[28] 雪降り駅前
詩人:たか [投票][編集]

「もう優しくできない」と

君は言った

きっと電話の奥で泣きながら

そのときから僕は僕の中で

前の二人に

戻れないような感じがしていた



君に未練なんてないよ

そう言うのも何回目?

もう覚えてる余裕もないや

どうだっていいんだ全て

ちょっとしたイベント

だったって思えば少しは

この気持ち軽くなるかな



「もう会いたくない」と

君は言った

過ごしてきた日々を断ち切るように

そのとき君は僕の中で

笑っていたけど

もうその笑顔は二度と見ることはできない



「もう優しくできない」と

君は言ってた

きっと電話の奥で泣きながら

そのときから僕は僕の中で

前の二人に

戻れないような感じがしていた

2008/05/04 (Sun)

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