毎日僕は僕自身を演じてきたみんなに置いて行かれるのが怖くて、本当の暗い僕を心深いところに封印して明るく振る舞っていた本当の僕に嘘つくたび、大切な友達に嘘つくたび、泣きたくなって、死にたくなって。でも、どうしようもないんだ。僕は臆病者だから。素直になれないから。
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