詩人:折原瞬花。 | [投票][編集] |
久しぶりに紅茶なんか入れて
キッチンの椅子に座って飲んだ
窓から見える空はうすべに色をしてて
外を流れる風は冷たい目をしていた
だけど紅茶を飲みながら考える未来旅行が楽しくて
そうなのどうでもよくなる
空や風に負けないくらいの
美味しい紅茶と私の思想で。
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つらい恋をしたのなら
その涙をビンに詰めて
宇宙の何処かに置いておこう
あの恋は、とてももろくキラキラしてて
まるでスパンコールのような恋だった。
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この宇宙の何処かに
君の涙があるのなら
僕が見つけて生命の水に変えてあげる
たとえ、それがとてもつらい恋だったとしても
輝く星に変えてみせる。
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雲ひとつない、いい天気
いろんな思いが交差する中
大切な人と過ごす時間を求めて
大切な人と共に生きていくために
これから始まる新しい生活を夢見ながら
今日、君とエスケープ。
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嫌いだったあの夕焼けも
嫌いだったあの外国映画も
嫌いだったあのほろ苦いアイスコーヒーも
いつの間にか平気になってた
あなたの影響力はすごいと思う毎日です。
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あの嫌気がさすような朝の満員電車も
せみの音うるさく受ける授業も
実は密かに好きだった
あの夕暮れ時の真っ赤に染まった空も
夜の街、眩しいほどに輝くネオンサインも
息詰まるほど好きだった
嫌いなのは冷たい風
ぬるくなったシナモンティー
いつまでも引きずるこの想い。
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信号待ちで並んだあのドイツ車を忘れない
青信号になるまでの数分間
私は私じゃなかった
青信号になった瞬間
いつもの空気が流れていつもの日常に戻った
もう二度と逢うことはないだろう・・・
小さくなって行くドイツ車を見つめながら
もしも今度車を買い換えることになったら
私は迷わずあのドイツ車を選ぶだろうと
ドキドキする心弾ませながら車を走らせた。