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キティ。の部屋


[2] 小指
詩人:キティ。 [投票][得票][編集]

胡散臭い詩人が
ピースだとかへらへら笑う

横目に僕は
君が圧死して空を近づけてよとせせら笑う


そんなことをしなくても
やがて世界は萎縮するだろう。


星は黄土色に変色し

海は干拓に嬉々を覚え

街灯は整列を忘れ

その中で月だけはしれっと浮いているんだ 。


シュレッダーに流される願いや望みや欲たらなんたら


期待も約束も
嘲笑に満ちた満月。



僕らもシュレッダーの隙間をのぞいてみよう

違う世界が見えたなら

また生きていける気がすんだ。

2013/09/09 (Mon)

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