詩人:R.Y. | [投票][編集] |
アナタはいつも
友達といる
ボクもいつも
友達といる
1週間に何度あるだろうか
互いに1人のときの
ばったり
その瞬間が嬉しくて
2人きりのときの
他愛もない話
その時間が幸せで
ボクは今日も
わざわざ1人でぶらついてる
小さな偶然を
期待して
詩人:R.Y. | [投票][編集] |
教室だとクラスのみんなに話を聞かれるのが恥ずいから
そんなクダラナイ理由で
いつも廊下で話してた
ドラマみたいに
屋上なんて洒落た場所じゃないんだ
だってウチの学校
屋上に鍵かかってるし
小説みたいに
授業サボってどっか行ったりはしないんだ
だって僕ら
案外マジメだし
でも
そんなとこが逆に
僕ららしくて
心地いいね
そんな他愛もないコトを
また君と話してる
この廊下で
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いつもの帰り道
独りで電車に乗ってたら
なんだか君を思いだした
放課後
君と過ごした
いつも寄ってた
あの駅に
あの場所に
なんだか突然
行きたくなったんだ
「文化祭の準備で残されてて」
苦しい言い訳で
毎日
まいにち
遅くまで2人で過ごした
あの公園
ゴミ箱の前のイス
君はわざとらしく
嫌がる反応をして
それでも2人笑って
いつも来ちゃってた
別に何もないその場所
僕たち2人がいなくなったそのイスには
いまはもう
誰も座っていなかった
君との思い出は
全部捨てちゃったから
このイスだけは
何年経っても
このままであってほしい
独り座りながら
そんなコト思った
君のコト思い出す度に
ここに来て
きっとホントは
ここに君がいるコト
期待してる
そんな未来の自分を想像してたら
なんだか
可笑しく思えて
独りで笑って
独りで泣いた
あの頃と同じ
ゴミ箱の前のイスで
詩人:R.Y. | [投票][編集] |
告白は
君からだったね
すごくすごく
嬉しかった
僕も君が好きだったから
でも・・・
君が好きになった僕は本当の僕じゃない・・・
君に好きでいてもらおうと
必死で「演じた自分」
このままでいるのが怖かった
何度ホントの自分でぶつかろうと思っただろう
でも出来なかった
君を失うのが怖かった
君に嫌われるのが怖かった
だから・・・
僕の方から君を手放した
あれから君には新しい彼ができて
僕も恋をして
「これでよかったんだ」
ずっとそう思ってた
でもある日
気づいたんだ
君は変わってしまった
僕のせいで
本当の自分を見せるのが怖くなってる
僕にはそんな君がわかる
僕だからそんな君がわかる
だって
昔の僕と同じだから
だって
昔の君を知ってるから
何もできない
僕には今のあなたにしてあげられるコトがない
だから
せめて
あの時の僕を伝えておきたくて
あれからもう2年も経つんだね・・・
今度は
僕から言わせてね
ずっとずっと
「大好きでした」