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R.Y.の部屋


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詩人:R.Y. [投票][得票][編集]


少し体調が悪い

昨日期末テストの勉強で徹夜したからかな?


そんな何気ない理由で

いつもより少し早い、
1人での帰り道


駅の階段を降りると
君が1人で電車を待っていた


2年、あの日から丁度それぐらいかな

学校では何度も顔を合わせるケド
今さら声なんてかけられるはずもなかった


気づけば君の隣に立っていた


君の虚ろな瞳に僕の姿が映る


その一秒にも満たないであろう永い時間のあと、

何も云わずに互いにただ電車を待っていた


ラブソングの歌詞とか
恋愛小説とかなら

どちらかが声を掛けたりして

何だかんだで
ハッピーエンド迎えたりしちゃったりして



電車がきて

それでも2人無言で

気づけば僕が降りる駅


これが現実

今さら2人で確かめ合えるコトなんて


2年前の終わりが
夢じゃなかったというコトだけ

そもそも一緒にいたコトが
夢だったんじゃないかと思えるほどに・・・

2009/11/22 (Sun)

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