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沁漉氓フ部屋


[74] 沍Nと作った砂の城
詩人:沁漉 [投票][編集]

もぅ一度思い出して?初めて出会った粉雪を…。 もぅこのままじゃ君から離れられないよ。もぅ別れたのになぜか寂しくて…。 涙を流す度、気が付くと、いつも幸せな頃の写真を見つめていた。もぅ君の昔の笑顔はみれないの? 二人でよく行った浜辺…。二人きりの最後の場所…君と作った砂の城…。もぅ波に飲み込まれていた。切なくて、切なくて、思い出だけが頭をちらつく。 最後のキスの時、君は涙を流してた。 思い出せば思い出すほど辛いのはなせ?波は流れているのに、僕の心だけは立ちどまっているよ。 君は必死で我慢してたんだね。強がりな君の小さな手…震えてた。もぅ今さら僕はなにもできないけど、僕の明日が見えたような気がするよ。

2005/05/18 (Wed)

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