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受験生の部屋


[24] 一番星が光るわけ
詩人:受験生 [投票][編集]


『おじいちゃん、
星ゎ何で光ってるの?』

小さい頃、あたしゎ何も知らずに問いかけた
『うん、それゎな』

おじいちゃんゎ
一回笑って、
ゆっくり話し始めた

『人ゎ死んだら、星になるんだよ、
でも死んでも、家族にいつでも会えるように、光ってるのさ』

『よく、わかんない』

『死んでも、おまえが、おじいちゃんを探せるように…光ってるんだよ』

『わかった!絶対に見つけるから!』

『はは、そうだな
おじいちゃん一番に光るからな、』


『うん!』


それから
おじいちゃんゎ死んだ
あたしと手を握ったまま

大好きだよ、ありがとの言葉すら言えなかった



夜、空を見る
おじいちゃん…

大好き

ありがとう

いまなら一番に光る星を探せる


あの匂いと
あの温かさと


おじいちゃんゎ記憶の中でいつまでも

笑って、いる…

2006/01/31 (Tue)

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