| 詩人：龍聖 | ［投票］［編集］ |
なんでもできると思ってる
けれどなんにもできないのが現実
なんにもできないと思っても
結構なんでも出来てしまうのも事実
矛盾。
今あることだけに捕らわれて
先のことなど見えていない
先のことを考えて動いてるようで
本当に大事な先のことには気づかない
10年後には死んでいるであろう人には悪態をつき
1週間後に死ぬであろう人には優しくする
10年先のことなんてと思っても10年後になれば悔やまれる
目の前で考えていることなんて実は大したことじゃないんだ
今起きることなんて難しく考えるな
もっと遠くを見るんだ
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イジイジ
イジイジ
触ってないと不安かい？
イジイジ
イジイジ
それだけで繋がってると言えるのかい？
イジイジ
イジイジ
本当は何もしていないんでしょ？
イジイジ
イジイジ
いじけ虫。
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ウエストイーストエゴイスト
テレビに出てるエゴイスト
自分の事は棚に上げ
他人の事に口を出す
ウエストイーストエゴイスト
子供を私立にいかせるエゴイスト
子供の事より世間体
ウエストイーストエゴイスト
『お前のモノは俺のモノ』
『俺のモノも俺のモノ』
ウエストイーストエゴイスト
イライラしたら他人にぶつけ
ストレス知らずのエゴイスト
ウエストイーストエゴイスト
古今東西。老若男女。エゴイスト
見渡す先にはエゴイスト
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どっちを向いてもピープルピープル
みんな一緒に見えるよピープル
でもねそれぞれ違ってる
微妙に少し違ってる
ホラホラそこに嘆く人。
良きことちらほら落ちている
ほらほら早く拾わんと。
気付かぬうちに踏み潰す
不幸不幸と嘆く人。
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おいしい料理を作りましょう
おいしい、おいしい料理を作りましょう
誰のためにでもいい
自分のためにでもいい
その料理で笑顔になれるから
材料を探して素晴らしい料理を作りましょう
それはきっとみんなが笑顔になれる味と願いを込めて
けれどもずっと自分のためにだけ作ってると時々涙が溢れる
我慢。我慢。
寂しさも悲しさもスパイスをかけて食べてしまえば涙の味もごまかせる
心臓のあたりの苦しさは熱いスープで隠し通す
お腹いっぱいになったらきっと悲しみなんて忘れてる
みんなきっとこんなことを考えて毎日を生きているんじゃないかな
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さっきまで朝だったのに
もう夜はそこまで
コツコツ
コツコツ
聴こえる夜の足音。
今日はたくさん考えた
色んなことを考えた
けれど結論は出なかった
それでいいんだ
コツコツ
コツコツ
今度は僕が歩を進めよう
一日一歩
三日で三歩
三歩進んで二歩下がる
それが生きるということ。
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しらけた街にしけた面。
一人歩いて見る空は
大体いつも曇ってる
しらけた街にしけた面。
冬か春かも分からない
自分のことも分からない
季節に重ねた自分が少し恥ずかしい
しらけた街にしけた面。
あんまり楽しいことないや
でもたまにあるから勿体なくて死ねない
しらけた街にしけた面。
『今日すべきことは今日します』
言ってはみたが結局後回し
しらけた街にしけた面。
ハッピーなことを想像すると少し楽しい
想像した後のガッカリ感はポケットには収まりきらなかった
それもまた少し滑稽で面白い
しらけた街にしけた面。
滑稽、コッケー、コケコッコー。
自分で言ってクスッときてしまった三丁目の公園前。
しらけた街にしけた面。
明日もそこまで楽しいことはないかもね
けれど少しクスッとできればそれでいいやと思ったりもしてるしけた面。
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困った時に頼る酒
忘れたいことを遠くへふっ飛ばしてくれる
気持ちが深海まで落ちていくのを救ってくれる
冷えきった体温も温めてくれる
ただ、
問題は解決してないだけ
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夜は暗い
だから眠れる
心の中にCrowがいても
今日の苦労は忘れられる
夜は暗い
暗い部屋でCryしてもいつのまにか忘れてる
明日になれば忘れてる
僕たちは忘れることを繰り返して生きている
兎に角、1日1日が大切
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全部思ってたのと違う
『自分だってその中の一部』
気づいた時には遅かった
変わってしまってた
小さい頃のようにはいかない
『わかってたさ。』
なんて言っても全然解ってなかった
自分の体より大きなランドセル
とにかくいつも笑ってた
何もかもが新しかった
ただの海も。ただの山も。ただの川も。
明るくて、眩しくて。
カエルも。ドジョウも。トンボも。
キレイだった。
夕焼けも染みてた。
僕はさっき故郷についた。
思い切り泣いていいですか。