ドクッドクッ

ドクッドクッ

君といくら違っても
この鼓動は一緒だね

ドーン！ドーン！

どでかい打ち上げ花火

でも、僕が見てるのは君

朝８時に起き

歯を磨いて

顔を洗う

そして徒歩１５分の学校へ行く

学校では友達とノリで騒ぐ

そしてつまらない授業が始まる

授業の時は寝てるけど何となく君を見てしまう

君と度々目が合う

僕はすぐに目を反らす

放課後、また君に想いを伝えられなかった…　

君って何でそんなに知らない男についていくの？

ちょっと軽すぎない？

そんな君はフライ級だね…

僕のためにヘビー級になってくれないか

君って赤っぽいよね

なんか…

僕とは逆だから…

いつもと同じ時間なのに

もう闇が迫ってきた

そして心なしか肌寒い

この季節が終われば僕は君を忘れてしまうのかな…

もう少し…あと少しでいいからこの季節にいたい

誰もが目指すNO.1

何でなれないんだろうね

吐くまで頑張ってるのに

努力が足りないのかな…

でもいつか必ず掴みとってみせる一等賞ってやつを

気がつくといっつも見てる

その、はにかんだ笑顔

でもいつかはその笑顔もだれかのものになっちゃうのかなぁ…

僕は目指していることを諦めそうになったらいつも

「お前、本気だせよ…」

こう言って自分に喝を入れる

この世の中は何故か真実が偽りに負けるようにできている

なんでたろう…

変えたいね、そんな世界…