嫌なんだ大勢が書く恋愛の詩は甘だるくて口に合わないどこかで聞いたフレーズを書き出して。どこかで拾った言葉を使って。何も感じない嫌なんだ鬱々な言葉も陰々な言葉も。そんな言葉を書いたって楽にならない。気分を害するだけ。嫌なんだしょぼくれた感情しか書いてない詩は。そろそろ気づいて欲しいな。けれどそんなつまらない言葉の集団にたまに花が咲く。心が落ちつく花が咲く。綺麗な綺麗な花が咲く。それは自己満足の詩とは違う。素直な詩。
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