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ソラマメの部屋


[4] 中途半端
詩人:ソラマメ [投票][得票][編集]

遮る物のない
まっさらな大地に
レールが一本
ただ直線に
地平線の彼方まで
どこまでも
どこまでも

太陽は容赦なく
日は傾くことを知らず
歩みを止めた自分を
冷ややかに照りつける
僕の側にいて
かなわなくなった今
ようやくあせりだす

ぼくのそばにいて
ただそばでいて

ただ独り
線路の途中にただ一人取り残される
見渡す限り蒼の下で

2006/08/20 (Sun)

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