詩人:ともとも | [投票][編集] |
子供の頃
ピーマンが嫌いだった
幼稚園のお弁当の時間
入ってた
ピーマン
見るからに苦そうで
見てる私も苦い顔
数分間
私とピーマン
睨めっこ
それに気付いた先生言った
「好きなおかずと食べてごらん」
恐る恐る口に入れた
お肉と一緒に…
見事に克服
恐怖のピーマン
大好物に早変わり!!
嫌なものが目の前にあると
嫌なことが目の前にあると
それにしか目がいかなくなってしまう
どんなことも
「良いこと」に
「楽しいこと」に
背中を押されながら
手を引かれながら
1歩ずつ1歩ずつ…
そうすれば
どんなことも
いずれは乗り越えられる
‥‥のかもしれないね
全ての答えは
あの日のピーマンにある
‥‥のかもしれないね
難しく思えたら
原点に戻って
考えてみよ!
睨めっこばっかり
それじゃ前に進めないよね
つまずきそうになったら
周りを見渡してみよ!
視野をかえてみよ!
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一昨日
昨日
今日
明日
明後日
………
どの一日も
=ではつなげない
さえない自分
見たくなくて
鏡を全部裏返したり…
そんな日が多い気がする
頼りない自分
歯痒くて
鏡の中を睨みつけたり…
そんな日もよくある
だけど
さえてる自分
物珍しくて
鏡の中を覗き込んだり…
そんな日もたまにある
明日はさえる日なのか
明後日はさえない日なのか
それは
明日にならなきゃ
明後日にならなきゃ
わからない
つらくつらく
悲しい日でも
人前では笑ってる
強がりな性格
ときどき
本当の笑顔
わからなくなって…
本当の自分
わからなくなって…
それでも
平然を装う
こんな風に
心にウソを重ねて…
必死で探し求める
心から笑える場所
頑張らないで過ごせる
裸で過ごせる場所
まだ見つからない
一昨日
昨日
今日
明日
明後日
………
その全てを
+でつないでいける
そんな気持ちになれる
心の部屋を
今日も探して歩く
いつかきっと
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I WISH I WERE A CAT
四六時中
君の足元で
ひっつきもっつき
できるのに…
I WISH I WERE A CAT
いつだって
君にスリスリ
甘えん坊さんに
なれるのに…
I WISH I WERE A CAT
ちょこんと
テレビみてる
君の膝に
座れるのに…
I WISH I WERE A CAT
毎日毎日…
君の腕枕にして
スヤスヤ
朝を迎えられるのに…
恋しい夜は
ひとり
そんな夢をみてる
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あれから
何度目になるだろう
この地で迎えるこの季節
白い風に吹かれて…
あの頃
初めて足を踏み入れた
あの頃
わからなかった
どうにもこうにも
わからなかった
なぜ 急ぐ?
電車に乗る人も
街行く人も
誰もかも
なぜ 下を向く?
電車に乗る人も
街行く人も
誰もかも
ゆっくり歩けば
寄り道いっぱいできるのに
前を向いてれば
モノゴトいっぱい見えるのに
あれから数年
ここにいる私
なぜか急いでる
電車に乗るときも
街行くときも
みんなと同じ速度で
なぜか下見てる
電車に乗るときも
街行くときも
みんなと同じように
「かわってしまったの?」
「染まってしまったの?」
今、私には時間がないの
空を見上げる余裕がないの
生きるのに忙しくて…
駆けるのに忙しくて…
そのうち そのうち
会えるはずだから
ホントウの自分に
もうすぐ もうすぐ
見つかるはずだから
パズルのピースが
花が咲く頃には…
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スキスキスキスキ
君のこと
何回言っても足りなくて
キミキミキミキミ
君のもと
届けたいよ
このキモチ
ジージージージー
目が合うと
キュンキュンキュンキュン
胸が踊ってはじけちゃう
「どうにでもして!!」
って言っちゃいそう
そんな君に触れたくて
クイクイクイ
君のシャツ
引っ張って
頬赤らめて
ギューギューギューッ
ってされたいなぁ
そんな夢が叶ったら
きっと涙あふれるでしょう
とまらなくなるでしょう
スキスキスキスキ
愛しくて
可愛くて
かけがえのない存在に
なるでしょう
君にとっても
愛しくて
可愛くて
そんなワタシになりたくて
ハリキリ尽くす
そんな恋のリズム
女の子に光を注ぐ
不思議なリズム
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なんだありゃ!?
「○○で殺人事件発生」
とニュースの中継
そのそばで
ケラケラ野次馬
楽しそう…
ダメだこりゃ!!
「○○の不祥事発覚」
と言われた当本人が
威張るように
「○○もやってますよ」
と仲間探し…
これじゃ子供と同じじゃんかぁ!!
小さいなぁ!!
「○○が大好評!!」
と報道されれば
たちまち始まる
ライバルによる
粗捜し…
なんでなんでそうなるの?
もっともっと違う方法あるじゃんかぁ?
昔習ったよね!?
「注意されたら謝ろう」って…
「人の気持ちを考えよう」って…
ヒヨコのあたしがこんなこと
生意気かも知れないけど
このままじゃダメじゃんかぁ!?
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暑い暑い夏の日
照りつける太陽を見つつ
君をオモウ
「ちゃんと水分とってるかな?」
なんてね…
寝苦しい夏の夜
何もない天井を見つつ
君をオモウ
「クーラー冷えしてないかな?」
なんてね…
雨が降る日も
泣きやまない空を見つつ
また君をオモウ
「ちゃんと帰れたかな?」
なんてね…
寒さ厳しい冬の日も
君とつながる星空を見つつ
またまた君をオモウ
「暖かくして寝てるかな?」
なんてね…
自分のこと以上に
家族のこと以上に
君のコトが君のコトが
大切で…
その分心配で…
君のせいだよ!
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あなたの好きなアーティスト
目に入ると
「あっ」て…
あなたが欲しがってたもの
店で見つけると
「おっ」て…
でも
もう関係ないんだね…
私には…
ねぇ 教えて
どうして忘れたらいい?
あなたのこと…
心は
「もうダメだ」って
あきらめようとしてるのに
あなたといた頃の癖が
私の身体に染み付いていて
あなたと歩いた道
歩くたびに
あなたと見た景色
目にするたびに
よみがえってくるの
苦しいよ…悔しいよ…
せめて…せめて…
次の恋ができるようになるまで
あなたのことを好きでいさせて
あなたとの夢を見させて
こんな私可愛そう
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When we're RUNNING
忘れているよね
When we're CHASING
僕は僕だって事
同い年の
君と僕だって
あのコとあの子だって
生まれた日も場所も
歩きだした日も
違ったように
現在の
君と僕も…
あのコとあの子も…
あの頃の延長線に立ってる
ただそれだけなんだよね
でも何故か
誰かが幸せなときや
誰かが成功したとき
心臓の下の
お腹ら辺が
モヤモヤするんだよね
君は君だって
僕は僕だって
あのコはあのコだって
あの子もあの子だって
知ってるハズなのに
解ってるハズなのに
焦って 嫉妬して
空回りして
余計に苦しくなって…
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ささやくように
ほほえむように
ももいろに咲き誇る君は今年も
まちを色付ける
あざやかに
よそに不幸あろうとも
よそで争いあろうとも
恋に胸を傷めようとも
何なく
君は咲き誇る
ももいろに
染め広げていく
何も知らぬ顔で…
そして
日本中を賑やかす
やがて
君はヒラヒラと
みどり残して
去っていく
時の巡り告げるように
時の尊さ見せしめる
ときには
甘酸っぱさと共に
あるいは
ほろにがさと共に
アラユル喜怒哀楽と共に…
人々の心に刻まれていく
ああ
君よ
届けておくれ
このキモチ
あの人のモトへ…
口に出して言えない
言っちゃいけない
キモチを…
キモチを…
ひらりひらり
花びらにのせて…
あの人のモトへ…