歩み寄らない方がいい愛もある
お互いに好きだとわかってる

なにかが壊れそうで
今度こそ取り返しがつかなそうで

好きだと言えない

なにかを壊しても‥
平気な覚悟がなければ
伝えられない‥

歩み寄れないで
牽制しあってる
もどかしいこの距離
いつまで続くの？
好きだと言って？
好きだと言いたい‥

結びついてしまった思い出

いつまでも

それを眺める度に

切なくなるのでしょうか

私のこの想いは
誰にもゆずれない
私の愛は
あなただけに
いつまでも
いつまでも‥

岸に打ち寄せては
消えていく波のように
陸の上のあなたには
何も感じられないかもしれない

だけど‥

私の想いは
あなただけに
いつまでも
いつまでも‥

まるで
空耳のような
かすかな波のざわめきくらいは
感じて欲しい

いつか
海は荒れ
あなたとその周りを
めちゃくちゃにしませんように‥

すべて消えて下さいな
あなたのこと
あなたの面影
あなたの声
あなたの思い出
ぬくもり

すべて消えて下さいな
あなたという存在も
あなたの守る"しあわせ"も
あなたに関わるすべてのことも

すべて消えて下さいな
あなたを知る私さえも
口元に届きそうな
一粒の涙も残さずに

私は
あなたとめぐり逢ってしまった
偶然を
運命を
少しばかり
今夜は恨みます

素直に思えない
「逢えてよかった」と

たった２行に
想いを込めて
君にメールを送った

この何日かの
いろんな想いを
全てつめた

君には
その想いまで
伝わらないけど
それでもいいの

好き、だとは
やっぱり
言えないけど

わかって

その気持ちだけには
気づいて

心の中で
繰り返し呼んでみる
口に出せば
かすれて音と成った

君の名前‥

名前の一文字一文字さえも愛おしい

想うだけで
涙か溢れるのは
君の名前だけ

体を重ねても
心は重ねられない

君に都合のいい
おもちゃにでも
奴隷にでも
何にだってなるわ

愛しい、と思って
求めてくれなくても

構わない

最初から
正常な関係は
望めないじゃない‥

ニュースの映像で
君の住む街の
隣街の空を見たよ

こっちと同じ
晴れ渡った
青い空

同じ空模様‥

それだけで
なんだかうれしい

夜の風に
吹かれた

この冷たさが心地いい

どこまでも続く
この夜空に
吸い込まれそう

一面の闇でも怖くはないよ

何をしても
何を見ても
君が私の中にいるから