詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
涙が止まらないよ‥
寂しいって伝えていいの?
まだ好きだって伝えていいの?
言いたくても言えない
届かない声
それでもずっと
君の名前を呼びたい
そんな夜が
何度も巡ってくるの
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振り返ると
やさしい思い出と
君がいる
私の歩く
この道‥
前を見ても
君はいない
もう一度
繋いで欲しい
この手と心
過去だけじゃなく
現在も
未来も
寄り添い合いながら歩きたかった
君の温もりを感じて
私の温もりを与えて
何もかもを
分かち合いたかった
様々な後悔が
足枷となりながらも
私は少しずつ
君のいない道を
歩いていきます
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偶然なんて
この世の中には無い
無意味に思える
小さな必然が
一瞬一瞬を
繋いでいく
例えば
私が道ばたで
空を見上げたから
地球の裏側で
誰かがあくびをする
そんな
小さな必然が
延々と繋がって
意味のある必然を
生み出す
偶然なんて
きっと
この世の中には無い
起きること
出逢うこと全てに
意味があるんだ
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ねぇ
もう一度
君の声を聴かせて
君の声は
耳の奥に
ずっと残ってて
繰り返し
繰り返し
再生するの‥
過度の再生は
声の記憶を
劣化させるから
新しい
活きた声を
今の気持ちが
こもった声を
言葉を
私に聴かせて
聴かせ続けて
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君と逢って
どうしてみたいのか
何を話したいのか
わからない
とにかく
逢いたい‥
その眼差しを
君に染まる空気を
君の温みを
心の温度を
感じてみたいのか
ただ好きで‥
ただ逢いたくて‥
その一心で
君の元へと
飛んで行きたい
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貴方を
知らないままだったら
触れないでいたならば
今の私は
平穏に生きていましたか?
感じることができた
幸せと
感じてしまった後の
飢えと
相殺して
何も
なかったことのように
出来ればいいのに
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延々と鬱ぎ込む私
弱いだけでしょうか
病んでるのでしょうか
決して完璧主義ではないけれど
人に弱みを見せたくない
鬱ぎ込みたくない
強くなりたい
でも強さって何?
それは
決断の早さ?
捨てることができる勇気?
進みたい道に
挑む力と勇気
現在の私には皆無
感情で走り出せない
留まることも勇気
鬱ぎ悩む現在は
投げ出さないで居るということ
考えに考えを重ねてるということ
それでいいのですか?
これも強さですか?
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この指先を
あなたの髪に
差し入れて
ずっと撫でていたい
言葉でしか
伝えられない
『愛してる』
それだけじゃ
足りないの
夜を迎える度に
あなたを
愛したがって
伸ばす
この腕と指先は
虚しく空を切る
触れて
あなたを感じて
この手と
見つめる瞳で
気持ちを
注ぎ込みたい‥
狂おしいほどに
愛したくて
愛したくて
言葉だけじゃ
伝え足りなくて
愛しく
優しく
触れていたいの
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醜い姿を晒して
終わりを迎えた‥
その後悔を
ぬぐい去ることができない
大抵の恋の記憶は
時が過ぎれば
美しく残るものだけど
君に残る私は
どんな姿をしている?
『存在した全てを
消し去って欲しい』
『醜くくとも
覚えていて欲しい』
相反する思いを抱きつつ
私の中では
美しく胸に残る君は
記憶の闇へ
スローモーションで
沈んでゆく
私は
うつろな顔で
ゆっくり手を振る