ホーム > 詩人の部屋 > 瑠璃の部屋 > 投稿順表示

瑠璃の部屋  〜 投稿順表示 〜


[184] 
詩人:瑠璃 [投票][編集]


涙が止まらないよ‥

寂しいって伝えていいの?
まだ好きだって伝えていいの?

言いたくても言えない
届かない声

それでもずっと
君の名前を呼びたい


そんな夜が
何度も巡ってくるの

2005/04/13 (Wed)

[186] 
詩人:瑠璃 [投票][編集]


振り返ると
やさしい思い出と
君がいる

私の歩く
この道‥

前を見ても
君はいない


もう一度
繋いで欲しい
この手と心

過去だけじゃなく
現在も
未来も

寄り添い合いながら歩きたかった


君の温もりを感じて
私の温もりを与えて
何もかもを
分かち合いたかった


様々な後悔が
足枷となりながらも

私は少しずつ
君のいない道を
歩いていきます

2005/04/17 (Sun)

[187] 〜必然〜
詩人:瑠璃 [投票][編集]


偶然なんて
この世の中には無い

無意味に思える
小さな必然が
一瞬一瞬を
繋いでいく

例えば
私が道ばたで
空を見上げたから
地球の裏側で
誰かがあくびをする

そんな
小さな必然が
延々と繋がって
意味のある必然を
生み出す

偶然なんて
きっと
この世の中には無い

起きること
出逢うこと全てに
意味があるんだ



2005/04/22 (Fri)

[188] 声を聞かせて
詩人:瑠璃 [投票][編集]

ねぇ
もう一度
君の声を聴かせて

君の声は
耳の奥に
ずっと残ってて

繰り返し
繰り返し
再生するの‥


過度の再生は
声の記憶を
劣化させるから

新しい
活きた声を

今の気持ちが
こもった声を
言葉を

私に聴かせて


聴かせ続けて

2005/05/09 (Mon)

[189] わからない
詩人:瑠璃 [投票][編集]


君と逢って
どうしてみたいのか
何を話したいのか
わからない

とにかく
逢いたい‥

その眼差しを
君に染まる空気を
君の温みを
心の温度を

感じてみたいのか

ただ好きで‥
ただ逢いたくて‥

その一心で
君の元へと
飛んで行きたい


2005/05/27 (Fri)

[190] 渇愛
詩人:瑠璃 [投票][編集]


貴方を
知らないままだったら
触れないでいたならば
今の私は
平穏に生きていましたか?

感じることができた
幸せと
感じてしまった後の
飢えと

相殺して
何も
なかったことのように
出来ればいいのに


2005/07/27 (Wed)

[191] 強さ
詩人:瑠璃 [投票][編集]


延々と鬱ぎ込む私

弱いだけでしょうか
病んでるのでしょうか

決して完璧主義ではないけれど
人に弱みを見せたくない
鬱ぎ込みたくない

強くなりたい

でも強さって何?


それは
決断の早さ?
捨てることができる勇気?


進みたい道に
挑む力と勇気
現在の私には皆無

感情で走り出せない

留まることも勇気


鬱ぎ悩む現在は
投げ出さないで居るということ

考えに考えを重ねてるということ


それでいいのですか?

これも強さですか?


2005/07/27 (Wed)

[192] 抱く理由
詩人:瑠璃 [投票][編集]


あなたは‥


私を愛してるから抱くの?

ただ‥自分を満足させたいために抱くの?


2005/07/30 (Sat)

[193] 触れていたい
詩人:瑠璃 [投票][編集]


この指先を
あなたの髪に
差し入れて
ずっと撫でていたい

言葉でしか
伝えられない

『愛してる』

それだけじゃ
足りないの


夜を迎える度に
あなたを
愛したがって
伸ばす
この腕と指先は
虚しく空を切る


触れて
あなたを感じて
この手と
見つめる瞳で
気持ちを
注ぎ込みたい‥


狂おしいほどに
愛したくて
愛したくて


言葉だけじゃ
伝え足りなくて


愛しく
優しく
触れていたいの


2005/08/16 (Tue)

[194] うつろ
詩人:瑠璃 [投票][編集]



醜い姿を晒して
終わりを迎えた‥

その後悔を
ぬぐい去ることができない


大抵の恋の記憶は
時が過ぎれば
美しく残るものだけど


君に残る私は
どんな姿をしている?


『存在した全てを
消し去って欲しい』

『醜くくとも
覚えていて欲しい』

相反する思いを抱きつつ
私の中では
美しく胸に残る君は
記憶の闇へ
スローモーションで
沈んでゆく


私は
うつろな顔で
ゆっくり手を振る


2006/02/21 (Tue)
185件中 (171-180) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19
- 詩人の部屋 -