詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
今でも
思い返すと
胸が痛くなる
あの頃の君への想い
もう
求めているわけではないけれど
君の現在が
あの頃の君の願い通りになったのか
例え方向転換しても
幸せの方向へちゃんと進んでいるのか
気になってるの‥
それを確かめる術を持たない私は
ただ君の幸せを
幸せを‥
祈っています
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もう何年も
ときめきさえ感じない
日常に追われ過ぎて
何かを深く
考えることもない
愛する人も
愛した人も
今はもう誰もいない
小さな命達を
育て上げること
それだけが
今の私の精一杯
過去に記された
悲しい
楽しい
嬉しい
切ない
様々な恋の欠片達は
とても眩し過ぎる
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誰かに
恋焦がれてる自分が嫌い
ひどく心が消耗してゆく
求めない、なら
焦がれてることもないのに
恋焦がれてる最中
もうひとりの私は
冷めた目で自分を見てる
恋は嫌い
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辿りついた夜
やっとあなたを
確かめられた
もっと
愛したかった
もっと
愛されたかった
もっと
自分を解放したかった
こんなに
近くにいる奇跡
ありきたりだけど
『時間が止まればいい』
本気でそう思った
初めての口づけと
その後の
数え切れない口づけは
あまりにも自然で
恐怖も不安もなかったけど‥
あなたを
思い返す度
自分の気持ちが怖くなった
あなたを
かけがえの無い人だと
思ってしまったから
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醜い姿を晒して
終わりを迎えた‥
その後悔を
ぬぐい去ることができない
大抵の恋の記憶は
時が過ぎれば
美しく残るものだけど
君に残る私は
どんな姿をしている?
『存在した全てを
消し去って欲しい』
『醜くくとも
覚えていて欲しい』
相反する思いを抱きつつ
私の中では
美しく胸に残る君は
記憶の闇へ
スローモーションで
沈んでゆく
私は
うつろな顔で
ゆっくり手を振る
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この指先を
あなたの髪に
差し入れて
ずっと撫でていたい
言葉でしか
伝えられない
『愛してる』
それだけじゃ
足りないの
夜を迎える度に
あなたを
愛したがって
伸ばす
この腕と指先は
虚しく空を切る
触れて
あなたを感じて
この手と
見つめる瞳で
気持ちを
注ぎ込みたい‥
狂おしいほどに
愛したくて
愛したくて
言葉だけじゃ
伝え足りなくて
愛しく
優しく
触れていたいの
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延々と鬱ぎ込む私
弱いだけでしょうか
病んでるのでしょうか
決して完璧主義ではないけれど
人に弱みを見せたくない
鬱ぎ込みたくない
強くなりたい
でも強さって何?
それは
決断の早さ?
捨てることができる勇気?
進みたい道に
挑む力と勇気
現在の私には皆無
感情で走り出せない
留まることも勇気
鬱ぎ悩む現在は
投げ出さないで居るということ
考えに考えを重ねてるということ
それでいいのですか?
これも強さですか?
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貴方を
知らないままだったら
触れないでいたならば
今の私は
平穏に生きていましたか?
感じることができた
幸せと
感じてしまった後の
飢えと
相殺して
何も
なかったことのように
出来ればいいのに