詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
私を
抱いてくれる手
愛してくれる心
いつも傍にある
この人の愛を
受け入れたら
君を忘れられる?
この愛に応えたい
此処にある
ぬくもりで
君を忘れていく
でも
哀しくて
哀しくて
今夜も
この腕の中で
涙を堪える
君を愛する心に
『さよなら』
繰り返し告げても
まだ
受け止められない
この人を愛せない
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毎夜‥
君を想って
震える心を押さえて
腕の中を想像して
眠りに就くの
でも君は‥
なかなか
夢にも出てきてくれないね
君は私の夢を見る?
出てきてくれないなら
私が君の夢へ行くよ?
夢くらい独り占めさせてよ?
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『一緒にいられない』
そんな君を想うから
寂しいし
愛しいし
愛されたい‥?
一緒にいる
彼から離れてみたら
君を想うように
彼を思えるの?
どちらが本当に
大切な人なのか
わかるのかなぁ?
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約束の日、は
無情にも過ぎ去った
やっぱり
逢いたかった
何が何でも‥
君の元へ駆けつけるべきだったかな
逢いたかった
君に‥
逢いたかった
逢いたい‥
『好き』
だと伝えたかった
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ひとり寝の夜
私は体を丸めて
腕を回して
髪を撫でて
君の手を
瞳を閉じて
君の温もりを
抱きしめる
腕の強さを
耳を澄まして
君の心音を
呼吸に意識を移して
君の香りを
感覚を総動員させて
君を
君を想う
一度でいい
抱きしめてくれればすべてわかるのに‥
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この世に
『偶然』
というものはなく
すべては
『必然』
だという
喜びも
悲しみも
怒りも
楽しみも
見るも
感じるも
出会いも
別れも
生きるも
死ぬも
『愛してる』も
『愛されたい』も
『必然』
必然を創るのは神でもなく
自分だけでもなく
自分をとりまく人々
そして
その人々をとりまく人々‥‥
この世界に生きたすべての人々
この世界に生きているすべて人々