詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
日常の
些細なことで
君を思い出す
忘れっぽい私が
忘れられないのは
‥君の好きな物
その時その場面で
君がくれた言葉
私を愛しんでくれた
心
そして‥
君そのもの
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君は
私を忘れて
幸せになってね
私と居ることが
君の幸せになれば
いいのに‥
『あなたと居ることが僕の幸せ』
‥もし
そう言ってくれたら
君の胸に
飛び込めるのに
『君と一緒にいる』
という幸せは
手に入ることはない
忘れたい‥
君を忘れたい
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一字違いの名前と
愛し続けているであろう、同じもの
きっと君も
私を忘れられない
もし
私を思い出したら
少し切なく
口元を緩めて
微笑んで
私と同じくらい
想わなくていい
いや‥
きっと
想ってない
でも
それでもいい
完全に
忘れ去られることだけはないから
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私達は
一緒になることを
望めず
『ただ好きなだけだよね』と
伝え合う他に
想いを表せなかった
本当は
一緒に居たくて
触れたくて‥
今思えば
その言葉は
『逃げ』でした
逃げ込む他なかった
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寂しさの闇から
引き上げてくれる
君の手があれば
それはそれでいいけど
自らあがいて
もがいて
光を求めて
這い上がることができれば‥
愛しくて
たまらない心を
生きていく力に変えることも
自分でできるかもしれない
君無しで空しいと感じる前に
君を心に住まわせて
強く生きていたい
忘れられないなら
生きる糧に変えたい
私を満たすのは
君しかいないけど
私を救えるのは
君と私自身
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たったひとり
欲しいと思った君は
私のものにはならない
たくさんの人の間を
行き来して集めようか
君の一部、一部を
君という隙間を
埋める為に
きっと完璧には
埋まらない
空しくなる
心を与えず
体も与えず
たくさんの人に
愛されようか?
心を与えず
愛を得るのは
無理だと知るも
寂しさに
負けそうな私は‥
日常のあらゆる場面で
君を見いだし
君を求めてしまう
求める対象が
君以外の『人』に
変わってしまう前に
私を止めて
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君に受けた
傷跡の上に
細かな傷が
毎夜増えていく
再び繋がったのは
君が
私を好きだから?
そう思っていい?
傷つけるために
再び現れたんじゃないよね?
寂しくて
寂しくて
自ら傷ついて
底の見えない闇へ
堕ちていく
私を
またこんな気持ちにさせた君だけど
やっぱり愛しい
救えるのは君だけ