詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
触れることが出来ない
君を
思い描いて
あの人に抱かれる
我を忘れる瞬間
思わず名前を
呼びそうになる‥
あの人には悪い、と
罪悪感にも抱かれる
君に
愛され頭で描き
体に染み着いた
君の愛撫は
まだ抜けない
あの人に
抱かれながら
何度も何度も反芻して
抜けるどころかさらに染み着いていく
あの人は
気づいてる?
心が
此処に無いことを
詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
呑んでも
記憶途切れるほど
酔えないなら
忘れられないなら
呑まない方がいい
わかってても
呑んでしまう
彼を追い出せない‥
きっと
潜在意識の中にも
この体にも
彼は私に
染み着いてしまってる
詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
決断する力が欲しい
君を
『忘れる』
と決めたら
記憶から消し去るのは
無理でも
隅に追いやることくらいはできるかも
いつでも‥
君に
支配されてる状態から
抜け出したいよ
もし‥
『忘れない』
って決めたら
私は
どうすればいい?
詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
『寂しい』と書いた
私が宛てたメール
読んだ君は何思う?
ごめんね‥
メールを読んだ
その一瞬
君を支配できるなら
それだけでいい
例えそれが
マイナスな感情でも
それって
歪んでる‥?
本当は‥少しでいい
愛しく想って?
詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
私から溢れ出る
雫を受けて
受けてくれる君がいるから
溢れるんだよ
さぁ
君の柔らかな唇を
当てて‥
もっと滴らせるから
存分に味わったら
雫の源に
その繊細な指で触れて
私の全部で
君を包むから
私に浮かんで
私を泳いで
詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
君無しで
生きられる
哀しい事実
目を背けたいけど
それが私‥
こんなに
こんなに
愛しいのに
君と‥
生きられない人生
灰色にしないよう
せいいっぱい
花を咲かせたい
君は私を強くするはず
君無しで生きられない
そんな私にはしない
今は身動きとれないけど
灰色のままでは
いたくない