詩人:瑠璃 | [投票][編集] |
ふたりで夢見た光景
今でも
思い出すと
温かくも
切なくもなる
ふたりは
深く
愛し合って
傷つけ合って
その夢を
蜃気楼のように
手に出来ないものにしてしまった
近づくほど遠くなる
夢のまた夢に
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愛しさだけを
残して
穏やかに暮らすのは
やっぱり無理かな?
もう
愛されることを
諦めて
吹っ切れたはずなのに
ふとしたことで
愛しさが溢れてきて
身も心も
触れられる距離で
愛したくたなるの
想うだけじゃイヤ
愛するだけじゃイヤ
『愛されたい』
欲望だけじゃなく
『愛したい』
欲望もある‥
そんな
ひとつの欲を知った
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愛しい人を横にして
君はどんな顔を
見せてくれる?
肌と肌を合わせた時
君の体は
どんな風に熱くなる?
君の心を
一心に刻んで
君の体を
一身に受け止めて
互いの全てを
喰らい尽くすように
愛し
愛されたい
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あれは
最後のメール
君の誕生日
『おめでとう』
と伝えた心は
届かなかった‥
やっと君を
諦められそうだよ
未練ではなく
愛しさを残して
さよならを
私の中で告げよう
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私を
好きだと言った君は
もういないのね
なんの迷いの無い
あの真っ直ぐな瞳と
屈託のない笑顔
思い出すと
切ない痛みが伝うの
私を
何とも思ってない
君でも
嫌う君でも
好きなんだけどな
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思考も
感情も
取り除かれた
オモチャ
残された
たったひとつの言葉
『愛してる』
つぶやくことも
出来ず
ただ
内に秘めるだけ
くるくると
狂狂と
流されるまま
寿命が尽きるまで
動き続けるのでしょう
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誕生日の君に
おめでとうを
言いたかった
"おめでとう"以外に
いろんな想いが
溢れてくる
君に
心の中で
"おめでとう"
と
"大好き"
許されるなら‥
少しずつ
大人になってゆく
君を
この目で見たかった
見守っていきたかった
だけど
何もできないから
ずっと
幸せを願うね
おめでとう
愛しい君‥
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今日この日
ひとつだけ
縮まった歳の差
私の誕生日が
くるまでの
約2ヶ月半だけ
4歳差‥
君と
同じ歳でいたかった
私の願いを
少しだけ
叶えられる
みせかけ数字の
マジック