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瑠璃の部屋


[146] 蜃気楼
詩人:瑠璃 [投票][編集]


ふたりで夢見た光景

今でも
思い出すと
温かくも
切なくもなる

ふたりは
深く
愛し合って
傷つけ合って

その夢を

蜃気楼のように
手に出来ないものにしてしまった

近づくほど遠くなる
夢のまた夢に

2005/02/08 (Tue)

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