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瑠璃の部屋


[157] 一夜の夢
詩人:瑠璃 [投票][編集]


残り香も消えた
冷えたベット

傍らの
置き去りの香水
ひとふき

脳裏に
あなたが浮かんでも

何かが足りない

香水は
その人が持つ香りと
混じり合って
独特な
香を放つという

香りをまとう
あなたもいいけど
素なあなたの
香りが好き

今夜は
もう片方の香を
望みながら

この
横文字の香りに
抱かれて眠ろう


2005/02/13 (Sun)

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