認めよう 僕は逃げてきた逃げて逃げて逃げて逃げてあの日からなんの意思もなく逃げてきた追いついたのは優しい場所生温く中途半端で痛くない場所ただ心地よかった ただ辛くなかっただからここにいた だから留まったそれでいいと自分は言うそれでいいかと自分に問ういつか逃げる切れる時までいようかなそれも悪くはないだろうねお前には悪いだろうけどね許してくれとは言いません
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