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いってらっしゃいます
おーい コラ!ちょと待てーい
朝っぱらからオマエのこの「オハヨー!今日もお仕事頑張ってね♪いってらっしゃいます!(^・^)チュッ」ってメールはなんだぁ?
「いってらっしゃいます」って誤変換か?ウケ狙いか?日本語おかしいだろ!
朝っぱらからまったく!
笑えたから許してやる。
これからも励めよ!
じゃあな(`ε´)
いってらっしゃいま〜す!
って アレ…
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よぉく見て
じっと
じっくり
今の頁を読んだらさ
次の頁
よぉく見て
じっと
じっくり
詩人は悩んでる
苦悩しているよ
でも
ちゃんと
意思表示できてる
凄いよね
凄い
でも
この世界で
苦悩しているのは
詩人ばかり
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詩人じゃ無くなったら
もしかしたら
楽になれるかも
でもね
紡がないことは
詩人をやめることよりも
苦悩なのかな
詩人よ
あなたらしくあれ
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埋もれるな
君
たくさんの意思の中で
埋もれるな
俺
大丈夫
上も下も無いよ
上手 下手はあるけど
シンプルでいい
ピュアでいい
♪ iT's so
pure & simple
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くすくすくす
君の笑い声と くすくすくす のリズムに乗った振動で 目が覚めた
ひざまくら で寝てたのか
ほんの数分の眠りだったのに 長く眠れた気がした
「だいぶ眠れた気がする…」
俺の言葉に君は返事もしないで
くすくすくす
笑ってる
くすくすくす が
けたけたけた に変わった
けたけたけた も
あーはっはっは に変わった
君はケータイの画面を見ながら楽しそうに笑ってる
ケータイの液晶には ひざまくらで寝ている俺の顔
よく見ると
口をあんぐり開けて まぶたを半開きにして白目を剥いて 溺死人のような おぞましいほどの アホ面…
君はボルテージをさらに上げて笑う
目覚めた俺の顔と液晶のアホ面を並べてさらに笑う
「消せ 消せ… 消せー 消してくれーーーーーーー!」
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久しぶり〜♪
(=^▽^=)元気ぃ?
の 俺のメールに 君は
がんばれーp(^-^)q
と 一言の返信
なぁんか ちぐはぐ な会話だけど 俺と君とのあいだで成り立つ会話
俺が君にメールするときって 俺が滅入ってる
と 君は知っているから ちぐはぐ なようだけど
ちゃんと伝わってる
君の がんばれー で俺はがんばれる
この世でただ一人 生まれた時に割れてなくしたハートの半分を持つ君がいてくれて よかったよ
ありがとね
君へ
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「博士ついに完成しましたね」
『ああ、ついに完成だ対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plusだ』
「博士、誰がこのゴキバスタ37564改Plusを操るのですか?」
『助手、君に決まってるではないか』
「え゛俺っすか?!」
『驚いたかねふふふ』
「驚いたよ!しかも嫌だよ!こんなの!」
『ばかものーこんなのっていうなーっゴキバスタ37564改Plusだぁっさっさと着けろっ』
☆カシーン
☆カシーン
☆カシーン
⌒◎コロリン
「あ・博士、何かとれましたよ」
『きにするなーそーゆーもんだー』
「…」
『助手よ、今日から君は対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plusだ37564の数字にはミナゴロシという深い意味が隠されている』
「博士、全然深くないです」
『あーうるさーい対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plusよ第一歩を踏み出すのだ』
「はいはい…第一歩ね…よっこらせーのせー」
☆うにうにバヒバヒガシポポービロビロビロー…
「博士っ歩くだけなのにコイツ変な音がしますっ最初にうにうにってビロビロビローとか言ってます」
『きにするなーそーゆーもんだー』
「ふつうにオカシイだろ!アンタもコイツもっ」
☆うにうにバヒバヒガシポポービロビロビロー…
『よし、まずわ光学赤外線ゴキサーチを起動するのだ!腰のベルトのダイヤルを右に回してみるのだ』
「はい博士!」
…かちり
《☆んっパン!!
「は・博士っ何かが破裂してけ・煙りがっ…」
『すまーん対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plusよ、左に回すの間違いだ。ちなみに右に回すのは自爆装置だ』
「このくそじじー」
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『お・ね・が・い』
「キモいよ博士…わかりました、あと一度だけですよ…よっこらせーのせー…」
☆うにうにバヒバヒガシポポービロビロビロー…”ニョキッ”
「え゛っ”ニョキッ”って?!博士っ立ち上がっただけなのに何か出てきましたよっ」
『おお…対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ55025583583改Plus君よ進化したのだよ』
「進化…ですか?」
『そうだ”しっぽ”が生えたのだ』
「ゴキ退治に”しっぽ”はいらんだろがー」
『さらに対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ55025583583改Plus君腰のベルトのスイッチを押すのだ』
「…どーなるんだよ…」
☆カチッ
⌒◎ポロリン
『”しっぽ”は取り外せるのだよ』
「俺はトカゲかーっこのくそじじー」
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☆うにうにバヒバヒガシポポービロビロビロー…
「博士…俺、もう対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plusを続けていけません…」
『何を言うんだ対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plus君、君しかこの青い地球を平和な世界を守れるはずないぢゃないか』
「青い地球とか平和な世界とか大ゲサですよっ!たかがゴキブリ退治じゃないですかっ」
『ばかものーたかがゴキブリ退治だとー!この世にはゴキブリに怯える1億3千万人の一般市民たちがいるのだぞっ』
「地球的規模から大きくスケールダウンしたな…しかも俺もアンタも一般市民だよ」
『さあ対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plus君よもう一度わたしと立ち上がってくれ』
「アンタ一人のせいでしょっぱなからくじけてるんじゃねーかっもうめんどくさいよ…」
『頼むっ対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ55025583583改Plus君よ』
「…あれ、数字変わってないすか?」
『おや気付いたかな55025583583-ゴーゴーレツゴーゴキバスゴキバス-に変えてみたのだよ』
「アンタっポリシーはないのかっミナゴロシにするんじゃなかったの?深い意味はどこにいったんだっ」
『ふっ…もののたとえだよ』
「たとえになってないからーっ」
『お・ね・が・い』
「キモいよ博士…わかりました、あと一度だけですよ…よっこらせーのせー…」
…つづく
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☆うにうにバヒバヒガシポポービロビロビローニョキッポロリン
「怒うおー!対ゴキ戦闘Suit乙式V型ゴキバスタ37564改Plus なんてもうウンザリだーっ」
『ゴキバスタ37564改Plus 君よ君の進化はまだ終わってないというのに…』
「進化じゃねーよ恥の上塗りだーっ」
『ゴキバスタ37564改Plus 君よ頼むっ最後に最後にこのエムブレムをっ』
「エムブレム?」
☆ぺたりん♪
『さあこれで対ゴキ戦闘Suit乙式V型ゴキバスタ37564改PlusエヴォリューションTURBOtypeRに完全進化だ』
「バカかーTURBOのステッカー貼っただけだろがー」
『くぅっ悲しいことをいうね君は』
「俺が悲しいよ!俺のどこにTURBOがついてんだよっ」
『言葉のあやだよ』
「使い方間違ってるだろー」
『もう二度と立ち上がって戦ってくれないのかい』
「一度も戦ってねーし動くのもヤダ!変な音するし☆うにうにビロビロビローとか」
『そうかとうとう君を自由にする日が来てしまったか』
「早く自由にしやがれー」
『わかったよではこのFAXの送信ボタンを押すのだ』
「なんでFAXなんだよ」
ぽちっ…☆んぴーコロコロコロ…
『これで君と奥さんの離婚届けが送信されたよ』
「なんで俺と家族を自由にするんだよこのくそじじー」