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鰐句 蘭丸の部屋  〜 投稿順表示 〜


[178] 対ゴキ戦闘Suit乙式V型 Vol4A
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

 …つづき♪

『似合っとるぞふほほ』
「笑うなー装備解除しやがれくそじじー」
『装備解除の条件には装備解除後はこのコスチュームに着替えるのが条件だ』

「こ・こいつはっ…孤高の戦士チョンガーSUITっ!!ってまたこんなカッチョ悪いの着せる気かーっ」
『ふふふ着ないのかい?着ないつもりならこの人がどうなってもいいのかなっ!』
【キャー!あなたーっ】
「ぅあーっ(元)妻よーっなぜここにーっ…」
『ふほほっおとなしくこの孤高の戦士チョンガーSUITを着るのだっ』
【あなたーっ!見てっあたしはレディチョンガーエターナルアルティメットピンクよっ☆彡】
「こらー!ちょと待てーいっ独り身になったからといってまんまと丸め込まれてんじゃねー!」
『さぁ、君も仲間になるのだ孤高の戦士チョンガーエターナルアルティメットカーマインにっふほほ』
【あなたーっ☆彡おしおきよ〜ん】
「腐ってる…おまえらみんな腐ってる!カーマインって色もわからねーよバーカ」
『そうだゴキバスタ37564改PlusエヴォリューションTURBOtypeR君大切なお知らせが彼女からあるんだよ…』
【あなたーっ☆あなたとあたしと博士の赤ちゃんよ〜ん☆彡】
「知るかーっ!このクソ女ー!オマエと博士の子だろがーっチョンガーかゴキバスタかどっちなんだよ」
『よろこびたまえ☆彡』
「死にてーよ!悪夢だよ!キサマ等みんな地獄へ堕ちろーっ!!」




2008/11/16 (Sun)

[179] 対ゴキ戦闘Suit乙式V型 Vol4@
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

☆うにバヒガシポポビロ…うにバヒガシポポビロ…
「…はぁ、あのくそじじーから逃げ出したはいいが…結局対ゴキ戦闘Suit乙式V型ゴキバスタ37564改PlusエヴォリューションTURBOtypeRの装備解除ができなくて街を歩くのも恥ずかしい…しかも変な音も消えねーし…」
☆んどんっ
『ぁうおっ…』
☆すってーん⌒◎ころりん
「あいて…あ・すみません、おじいさん考え事していてボンヤリしていてぶつかってしまって…」

『あぁ…いいんだよ…』
☆〜はらりん♪
「おじいさん何か落ちましたよ…写真?…アレ?これはこの写真に写っているのはっ…孤高の戦士チョンガーっ!!しかもエターナルアルティメットフォーム!でも…その素顔は…博士っ?!」
『おおぉ!対ゴキ戦闘Suit乙式V型ゴキバスタ37564改PlusエヴォリューションTURBOtypeR君でわないか!ここで会ったが百年目♪』
「うわ!くそじじー!!いちいち古臭いぞ!まだ逃げ出して3日目だ!」

『運命だなふふふ』
「きしょいわ!ボケーっんなわけあるかー」
『なんだ対ゴキ戦闘Suit乙式V型ゴキバスタ37564改PlusエヴォリューションTURBOtypeR君まだそんなモノ背負ってるのか』
「アンタが背負わせたんだろがー」

…つづく…


2008/11/16 (Sun)

[180] 愛する君へのBALLAD
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僕と君を引き裂くかのように横たわり
絶望を突き衝ける宿命
届かなくても叫ぶ声 伸ばす腕の 先の君は幻影-まぼろし-なんかじゃない

不自由なこの身が
異形なるこの骸が
なおも君への愛を心から引き裂こうとも
僕のなかに咲くよ汚れなき白い花が 君という名の愛しい花が
いつまでも待つよこの花の咲く限り 君のその頬に伸ばしたこの指触れられる
その日まで

僕のなかに咲くよ汚れなき白い花が 君という名の愛しい花が
いつまでも待つよ生命-いのち-も全て捧げよう 愛する君のその頬に触れられる
その日まで






2009年 新春 上映決定!

《劇場版》 対ゴキ戦闘Suit乙式V型ゴキバスタ37564改PlusエヴォリューションTURBOtypeR -邪悪なる科学者(サイエンティスト)VS復讐の異形戦士- 主題歌
作詞/作曲:邪蛇悪
歌:助手

2008/11/17 (Mon)

[181] 約束
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せめて

優しくなるよ

君が出ていく

このあと数日の間は








そのあとは二人

他人になるんだもんね




約束する




2008/11/17 (Mon)

[182] チンチン弁当
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君が作ってくれたチンチン弁当

いつも君は
「愛情た〜〜〜っぷりかけてレンジでチンチンしたからね♪」
と笑顔で言ってた

今 食べてるよ


あと何回食べられる?


君のお得意の愛情た〜〜〜っぷりチンチン弁当

ふりかけも海苔も梅干しも付いてない白ご飯
ケチャップの付いてないウィンナー
水分をたっぷり吸った揚げ春巻き
カピカピの唐揚げ

君が朝寝坊で慌てながらレンジをフル回転させてる光景が思い浮かぶ

そんなシチュエーションがスパイスになって

涙がでるほど
美味しいよ


あと何回食べられる?


いつも いつも ありがとうね






来月には居なくなってしまう君へ





2008/11/17 (Mon)

[183] 傷痕
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俺からの別れをあんなに拒んだあなたから
別れを切り出された
あなたとこの数年一緒に暮らして
辛いことも悲しいこともたくさんあって

でも同じ数 いや それ以上に楽しいこともたくさんあった

その たくさんの楽しかった思い出が
胸の中を悲しい音をたてて軋みながら
心を掻きむしります

こんな サヨナラを繰り返す俺とあなた二人には
同じ傷痕が二つ刻まれる

生涯 消えない 消せない傷痕

別れるのに

どうして二人は
出逢ってしまったのだろう



今日

離婚記念日




2008/11/17 (Mon)

[184] ぷらとにく-遙かな願い-
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]


明日には君が涙を拭くこの腕もこの胸も 君のものではなくなるけれど

明日には俺が口よせたその頬もそのくちびるも 俺のものではなくなるけれど

あの日の君の遙かな願いを俺は忘れない
のんびり屋でおっとりさんな君は俺の顔を見ずに横向いたまま
「20年後にあなたを ひとりじめ できたらいいな」
いますぐに欲しがったりしない 君らしい 遙かな願い

忘れられなくて ずっと覚えてる
君は覚えているのかな
覚えていたら ふたりの秘密だからね

明日はこの腕もこの胸も君のものではなくなるけれど

明日はその頬もそのくちびるも俺のものではなくなるけれど


2008/11/18 (Tue)

[185] およそ210minの秘密のデート
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「久しぶり〜ごめん返したいものあるからコンビニまで来て」

今 付き合ってる彼女から「絶対会わないで」と言われてる女の子からのメールが届いた


返したいもの…
CDくらいしか思いあたらない…
「久しぶり♪ わかった 待ってて〜」

絶対会わない って約束したのにな…


コンビニで女の子は先に来て待ってた
気まぐれで勇気をだして買ったという御自慢の真っ赤な車に乗って

俺は女の子の運転席側に俺の運転席が並ぶように車を止めた

女の子は窓を開けて微妙な笑顔を作ってた 俺は「元気〜?」と 声をかけた
「元気してましたよ〜ごめんなさい〜呼びだして〜」女の子はメールではサバサバしているのに 会って話すと猫のようにかわいく人なつこい

「はい まだ借りてたから〜」

やっぱりCDだった
「あ・だったね〜」と俺はわざとらしくもそう答えて 何か言いかけようとした時 俺のケータイに今付き合ってる彼女からのメール受信音が鳴った
俺は「あ・メール…」と言うよりしかなく ケータイを握ると 女の子は 「あ・それじゃあ〜」と言って 気まぐれで勇気をだして買った御自慢の真っ赤な車をゆっくり出しながら 俺をチラと見て2、3回手を振って帰って行った

俺は心の中で「女って勘がいいなぁ…」そう思いながらメールを見ると

「今なにしてますか?」
返事は家に帰ってからすることにした

コンビニの駐車場でわずか3分半程度のデートだった

あの子の顔が見れただけでも すごく すごく うれしかった




彼女のメールの返事は
「コンビニ行ってた〜どした〜?」


2008/11/18 (Tue)

[186] catch-ball
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ほしいものとてにいれられるもの
ほしいものはいつでも 胸の中にあって 願わなきゃ 願うだけじゃ 手にいれられないことも知ってる
手にいれられたものは時の経過でカタチもキモチも変わってしまう
人間のカタチやキモチと同じで 維持できない
希望と結果をいつも照らし合わせて
渇望 飽和 バランスの悪い天秤の上を行ったり来たり
そんな繰り返しを生き物の習慣と諦めにしてしまうのが嫌で 手の届かないもの 手に余るもの 器に入らないもの 夢に選択する
誰も認めなくても 自分はここに存在した
孤独な肯定を虚空の壁を相手に catch-ball

catch-ball



2008/11/19 (Wed)

[187] 晴れのち詩人時々歌人
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晴れのち詩人 ところにより雨時々歌人 そんな パートタイムポエマー でいたいよ
書斎や部屋にこもっちゃって パソコン 資料 原稿用紙に囲まれて 言の葉紡ぐのも 悦に入ってそこはかとない趣も生むけれど
俺は野っ原 川縁 真砂のうえに寝っ転がって 尻もちついて 空の下思ったまんまケータイにぽちぽち描いて飛ばすんだ
雨が降り出したら あまやどり駆け込んで 雨を歌う

晴れのち詩人 ところにより雨時々歌人です


2008/11/20 (Thu)
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