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鰐句 蘭丸の部屋


[124] Fire fly -1994-
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]


君の さよなら を聞くのが つらいんだ

何故 こんな事になるのか 考える事が無駄なほど

理由(わけ)はわかっているのに

頭の中で 繰り返している


あの日が もう一度 来ればと

もう一度 あの時に帰れたらと


俺は あの日 別な未来に 続くはずの 道 を選ばなかった


俺たちを映す川の流れに
蛍 が 飛んでいたね


君を 忘れない あの日の 蛍 空に帰っても



君に さよなら を言うのが つらいから

冗談みたいに「おやすみ」と 言ってしまおう

俺の 眠ってる 間 の 悪夢だと思わせてくれ


笑って「おやすみ」と 言ってほしい

「さよなら」なんて もう 会えない みたいだし


あの日 夜空を焦がすほどの 蛍 が 飛んでいたね

星 を 灰にしてしまう 蛍 を
二人 見つめてた

あの日の 蛍 二人を
包んでいるよ




笑って「おやすみ」と 言ってほしいんだ

次の朝には 君 の笑顔が 見れた あの日のように


俺たちを映す 川 の流れに 蛍 が飛んでいたね

君を忘れないよ
あの日の 蛍 空に 帰っても

蛍 空に 帰っても

2004/06/02 (Wed)

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