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鰐句 蘭丸の部屋


[167] 無題
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

いつか 君と一緒に車で通り過ぎた道をひとり通り過ぎるたび

いつか 君と一緒にいた風の匂いを嗅ぐ

少し 胸が苦しくなって そんな昔でもないのに 懐かしくて こころの瞳を閉じて 胸がちょっとあたたかくなる


ずっと ずっと

この いつか君と一緒に通り過ぎた道を通り過ぎるたびに俺は あの胸を苦しくさせる風の匂いのなか

同じ気持ち抱き締める



2008/11/12 (Wed)

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